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授業

「モダンガール論」を勉強しました!

7/16(木)の3回生ゼミでは、「モダンガール論」(斎藤美奈子著)を取り上げてABDを活用し、みんなで読み合わせをしました。

この本の説明は、“女の子には出世の道が二つある! 社長になるか社長夫人になるか、キャリアウーマンか専業主婦か―。職業的な達成と家庭的な幸福の間で揺れ動いた明治・大正・昭和の「モダンガール」たちは、20世紀の百年をどう生きたのか。近代女性の生き方を欲望史観で読み解き、21世紀に向けた女の子の生き方を探る。”とあります。

われら光華女子大で学ぶ者ならば、1度は学ぶべきテーマだろう! ということで、想像が難しい時代背景や難しい言葉バンバン出てくる本でしたが、チャレンジすることにしました。

以下、1人ひとりの感想です。

Kさん:「新しい女」や「ウーマンリブ」とか、用語がいっぱい出てきて、どういう意味なのか? 分からずで、まとめるのが難しかったです。明治から昭和(戦前)まで女の生き方はあまり変わらなかったイメージ。
でも、高度成長期から変わってきたんだなと思う。今は、主婦のほうが少なくなり、生きやすくなったのかなと思う。


Tさん:今まで男女差別があったことは知っていた。でも、自分の親やおばあちゃんはどうやって生活してきたんやろうと思っていたことがあった。こんな感じやったんかと思いました。


Oさん:「女給」ってなんやろう? から担当が始まった。前節の発表を聞き、“そういうことやったんか”とわかった。初めて知ったことばかりでした。


Nさん:女工さんの労働争議のやり方が面白いと思った。女の人らしい?、(ある意味) ずる賢いというか、相手を悪くいうんじゃなくて、(結果)悪くするんだけど、自分を目立たせるというか、女の人の強さを知った気がしました。


Nさん:仕事に対する女性の立場が、時代によって変化があるのがよくわかりました。昔はひどい扱いをされているのがよくわかりました。それを思うと、マシになったなぁと思いました。
今も、たぶん、また時代が変わっていくごとに、酷い方向に変わっていくかもしれないので、どうなっていくのかなと思いました。


Oさん:女性って、適応力というか、それがすごいなと思いました。なんか、男の人は学校行って就職してというルートがあったと思うけど、ずっと家庭にいたのに、急に学校に出て学べるんな、すげぇなとなりました!


Nさん:女性が働きやすくなる法律がでてきるが、男女平等を目指しているんじゃなくて、女性に働いてもらわないと立ち行かないからできた法律だそうです。
仕事、家庭だけがすべてじゃないし、自分が生きやすくなるようにこれを機会に真剣に考えてもらいたいなと思いました。
今すぐではなくても、いつかそういう選択を迫られたときに思い出してもらえたらなと思いました。



今日学んだモダンガールが生まれてきた歴史を踏まえ、これから、みんなが生きやすい社会を作っていけばいいのか、
考えるきっかけになるといいな! と思います。


いつもより30分超えのロングランゼミになりました(^^ゞ


最後までみんな、がんばりました~!
おつかれさまでした!!   
彡∴:

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