本学は右京区内の「葛野学区」という地域にありますが、
学生たちが地域で活動されているボランティアの方々と出会う機会はあまり多くありません。
「それは、学生にとっても地域の方々にとっても、
もったいないことなのではないか?!」との思いから、
リベラルアーツ科目として主に1年生が履修している
「ボランティア論」にて、
地域でご活躍されている方々にご講演をいただきました。
去る6月7日。右京区社会福祉協議会職員のOさんと、
葛野学区社会福祉協議会会長のFさんに
ゲストとしてお越しいただきました。
Oさんには右京区内の様々なボランティア活動の紹介を、
Fさんには「こんにちは赤ちゃん」事業や
保育園児と在宅高齢者との年賀状交換の橋渡しなど、
長らく取り組まれている活動のお話をしていただきました。
学生たちは「右京区内でこれほど
多くのボランティア活動があるとは知らなかった」、
「年賀状を出すことで、こんなに温かい心の交流ができるのか」など、
様々な気づきがありました。
最後にはお二人からは、
大学生がボランティア活動をする意味や、
地域の皆さんが学生たちの参加を待ってくださっていることなど、
学生にとって大変心強い言葉をいただきました。
中でもFさんが「楽しいことをするのが一番」と
お話しくださった言葉は、多くの学生の心に響いたようです。
今回の授業をきっかけに、
学生たちが地域の活動に関心を持ってくれると嬉しいですし、
また地域の方々にも本学や本学の学生と出会っていただけるような機会を
作っていければと思います。
担当 石井