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生活訓練事業所の職員Tさんより、お話を伺いました!

12/15(木)、生活訓練事業所「カリダ」の職員、Tさんをお迎えし、話を伺いました。 

Tさんは実に多彩なキャリアの持ち主。
精神科病院で作業療法士として長くお勤めの後、より患者さんと並走した支援がしたい! と、地域生活支援の道へと来られました。
それに伴い、社会福祉士資格も取得され、現在はソーシャルワーカーとして奮闘されています。
「カリダ」は、Tさんはじめ、職員皆さんの思いが原動力で立ち上げられた事業所です。
“こんな支援ができたらいいな”という支援を目指しておられます。 

「カリダ」の事業紹介や豊かなご経験からのお話で、教科書での紹介だけではわかりにくかった“権利擁護”や“ジレンマ”“自己覚知”なども、学生にも腑に落ちたようでした。

 また、2児の母でもあるTさんは、子育て中の経験もリアルに語ってくださいました。
特に、保育所に預けながら勤めていた時代を振り返り、まだまだ、子育て環境が整っていないという実情を説明してくださいました。
学生たちの近未来の姿でもあり、リアリティを持って“保活”の実態が伝わったようでした。 

Tさんのお話からは、ソーシャルワーカーが大事にしなければならない原点が見えた気がしました。
とても良いお話を伺えて感謝しています。
お忙しい中、どうもありがとうございました!!

<事業所のHP>
http://www.kyoto-place.com/index.html