2024.05.17

呉先生にインタビュー!

数か月ぶりに先生の紹介を行います。

本日は、呉 鴻(ご こう)先生です!

 

簡単に自己紹介をします。

呉先生は、中国の大学の文学部を卒業し、テレビ局で勤めてから来日されました。

京都の大学・大学院を経て、なんと学生歴が25年もあります!

2020年から京都光華女子大学に勤務しており、今年に京都歴が人生の半分を過ぎました!

 

文学と映像という畑違いの分野に携わってきた呉先生。

これは余談ですが、過去に国語の先生をされていたそうですよ!

それでは早速詳しく見ていきましょう!

 

Q.まず先生の専門分野を教えてください。

A.映像表現を専門にしています。

具体的には、動画の撮影・編集やプロジェクションマッピングを含め、映像に関わる表現分野を研究しています。

他には、美術館での展覧会や海外のアートプロジェクトを企画するなど、さまざまな仕事をしています。

そうですね、大学では日本酒をつくる学Booo活動もしています。

https://www.koka.ac.jp/manabooo/year2023/sake2023/

 

最近、ブログとInstagramにCM撮影の様子をアップしましたが、他にもクリスマスイベントや他学校でプロジェクションマッピングも行っています。

また卒業生に送るビデオメッセージの作成も行ったり、日本酒の試飲会でも映像を流すシーンがありました。

実践ベースの講義や活動がメインであるため、映像のスキルや経験だけではなく、外部の方との交流も多いのが特徴的です!

 

Q.文学部からテレビ局という一見畑違いと思えるお仕事にお務めがありましたが、映像分野に興味を持ったきっかけは何ですか?

A.テレビ局時代では記者やディレクターを勤めていましたが、映像の本質に興味を持ち始め、来日をきっかけに芸術学部に入学し、芸術表現としての映像を勉強していました。

学部、大学院を経て知らないうちに9年も過ぎました(汗)。

 

テレビ局は体力勝負のお仕事でもあるので、大変なこともたくさんあったかと思いますが、本格的に学びたいと日本に来日される行動力が素晴らしいです!

 

Q.次に、呉先生の受け持ちのおすすめの授業を教えてください!

A.「広報企画デザイン」という講義です。

この講義は、一年生の時に履修できる授業です。

企画から形になるまでのアプローチを考える入門篇なので、モノづくりの楽しさをぜひ体験して見てください。

 

まさにコモンズによく遊びに来てくれる学生も受講しており、課題をしている様子を見ました。

映像に携わったことのない学生でも、先生や仲間と協力しながら作っており「楽しい!」という声もありますので、ぜひ受講してみてください!

 

Q.それでは話題を変えて、自分の性格を一言で表すと何でしょうか?

A.一言で言いますと、「器用貧乏」です(笑)。

色んなことに興味がありますが、どれも極めていなくて、変なところにこだわったりします。

 

先生とお話をしている中で、「器用貧乏だなぁ」と薄々感じていたので、恐らくその答えが来るであろうと質問を振ってみましたが、見事に的中しました(笑)

最近では、お笑いをテーマに「なぜそれが面白いと感じるのか」と本質を突くお話をされていました。

お笑いがコンセプトではあるけど、日常でありそうなものを取り入れ、その中でもちょっとした工夫を凝らし、そのひねりが面白くさせていることを知り、とても興味深かったです。

 

Q.最後に、高校生に向けてメッセージをお願いします!

A.大学の四年間は、人生の中でもっとも特別な時間です。

好奇心とあそび心を忘れず、どんどん新しいことにチャレンジし、たくさん吸収してみましょう。

役に立つ時が必ずきます!

 

呉先生、ありがとうございました!

多方面で活躍されており、何か得られるものも大きいのではないかと思います。

今後もキャリア形成学科の先生方を紹介していきますので、次どの先生が来るのかお楽しみに!

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