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こども教育の学び

3年生と1年生の交流授業を行いました

後期の最後の授業日に、幼児教育コースでの5回の実習を終えた3年生と、これから実習が始まる1年生との交流授業を行いました。1年生は、3年生に聞きたいことを考え、付箋に書いてこの日に臨みました。3年生はこれまでの実習で作った視聴覚教材や実習簿を持参しました。そして、グループ内で自由に話し、見せ合い、情報交換を行いました。5回の実習のスケジュール、それぞれの実習の準備、実習期間の子どもたちとの関わり、実習簿や保育案の書き方、子どもたちが喜んだ活動、など、各グループでは3年生の経験談が途切れずに続きました。

1年生の感想カードより

・今授業で何となくやっている手遊びでも、実習に行ったらとても大切なことだとわかったので、毎日しっかり覚えるくらいの勢いで頑張りたいなと思いました。

3年生の人たちが、子どもはかわいい、思い出すだけで泣けてくる、と言っていたので、実習がんばろうと思いました。

3年生が話をリードしてくれて、付箋にあった質問だけでなく、話を広げてたくさん聞くことができました。印象に残っているのは、土曜日曜は楽しみにしておいてストレスを発散させるということです。

・学んだことは、実習に向けての気持ちと、実習中の自分の行動や気持ちの持ち方です。楽しみになってきました。

・今日先輩に教えてもらった、あいさつと笑顔を忘れずに頑張りたいと思います。

 

3年生の感想カードより

1年生との交流では、質問を待つというより、自分が経験してきたことをなるべく多く伝えられるように心がけました。

1年生と話をしてみて、自分もこんな時代があったのかと懐かしくなりました。特に実習簿を読み返し、頑張ったなと改めて思いました。

1年生の疑問に答えるたびに、自分がたくさんのことを学び経験してきたということを改めて実感しました。自分の経験が誰かに役に立つことは嬉しいことだと思いました。

・実習をやり切ったという経験は、自分の自信につながっていると感じることができました。

・記録簿の書き方や心境の変化にも気づけ、改めて保育者を目指すという意思が強くなりました。

 

 実習を通した成長を、後輩に語ることによって自覚していく3年生は頼もしく見えました。そんな姿に1年生は励みを受けました。学年を超えた、相互の学びあいの機会となりました。