京都光華女子大学 こども教育学部 こども教育学科 ニュース 京(みやこ)あんしんこども館へ学外見学実習に行きました

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京(みやこ)あんしんこども館へ学外見学実習に行きました

1月末、4年生科目「保育実践演習」で、子どもたちの安全を守る環境づくりについて学ぶために「京(みやこ)あんしんこども館」に行ってきました。まず初めに小児科医による「子どもの発達と事故防止」について講義を受け、その後、子どもの事故がいつ、どこで、どんなふうに起こるかや、それらの事故を防ぐための様々な工夫が体験できる「セーフティーハウス」を見学しました。

 

 講義では、子どもの成長に伴って事故の種類が変わることや、ケガ、窒息、熱中症、やけどなどに対する応急手当、虐待とその対応について学びました。特に、応急手当については保育の現場でも役立つことが多くあり、学生たちは熱心に聞いていました。

 セーフティーハウスでは、子どもの視野について、めがねをつけて確認したり、ドアの指はさみ事故の防止や誤飲しない大きさの目安について教えていただくなどしました。様々に工夫された安全グッズを実際に手にとって動かしたり、高さを確かめるなど積極的に学んでいる様子が印象的でした。

 

<学生の感想です>

・子どもたちを事故やケガから守るには私たちの正しい安全への理解が大切だと思った。

・危険な場所をあらかじめ把握しておき、対策しておくことがとても大切であり、防ぐことにつながると学んだ。

・常に子どもが安心で安全に過ごせる環境作りが大切だと改めて思いました。

・虐待への対応は保育者など子どもの周りにいる大人の存在が重要になることを知った。

・これから保育者として子どもを守る立場になるので、今回学んだ安全への工夫やもしもの時の対処法、応急手当を実践していきたい。

・就職する前に子どもの安全について勉強できてよかったです。

講義の様子

子どもの視野体験めがねで子どもが見えている範囲が大人より狭いことを確認しました

セーフティーハウスで、安全への工夫について学びました

誤飲についてどんなものが多いのかや大きさの目安について教えていただきました