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こども教育の学び

授業紹介〈保育方法論〉

保育方法論では子どもの発達に深いかかわりを持つ文化としての児童文化財、保育文化財について学びます。絵本、紙芝居、さまざまなお芝居、子どもの歌、おもちゃ、伝承遊びなど一つずつそのルーツからたどり、保育現場での活用法を探っていきます。

 前回の授業では「ペープサート」という保育文化財について学びました。絵を描いた2枚の紙に割りばしなど柄を挟んで作った絵人形で日本人の考案物です。Paper Puppet Theater(=紙人形芝居)が訛ってペープサートと言います。

 受講生は今、「なぞなぞペープサートをつくろう」という課題に取り組んでいます。なぞなぞは問いかけに対してとんちを利かせた答えを要求する言葉遊びを用いたクイズで、これも児童文化財です。ペープサートの表裏に描いた絵で問いと答えを子どもたちに語りかけながらできるといいです。出来上がりを次々とオンラインで提出してくれていて、授業者は笑って元気をもらっています。少しお見せしますね。

今年はオンラインでの展覧会になりそうです。それでも楽しみです。

なぞなぞペープサート(その1) パンをみつけて思わずさけんでしまった動物ってなーんだ?

なぞなぞペープサート(その2) れいぞうこにいる動物ってなんだ?

なぞなぞペープサート(その3) 海外にいるのは外国人、宇宙にいるのは宇宙人、では畑にいるのは何人?

なぞなぞペープサート(その4) とっても冷たいイスはなあに?

なぞなぞペープサート(その5) 鬼がいつも握っているものはなーんだ