ベルは、5階のエレベーターの前で、扉が開くのを ずっと 待っていました。
でも、扉は、一度も 開きませんでした。
そして ベルのいる大学は あまりに静かで、ベルは このまま 自分のかたちが 消えてしまうのではないか と思いました。
そこで ベルは、今度は外に出て、学生さんたちを 探してみることにしました。
いつもは 先生や学生さんに 乗せてもらっている台車に、今日は ベルひとりで 乗ってみました。
そして エレベーターに乗り、1階まで 降りてみることにしました。
(続く)
ベルは、5階のエレベーターの前で、扉が開くのを ずっと 待っていました。
でも、扉は、一度も 開きませんでした。
そして ベルのいる大学は あまりに静かで、ベルは このまま 自分のかたちが 消えてしまうのではないか と思いました。
そこで ベルは、今度は外に出て、学生さんたちを 探してみることにしました。
いつもは 先生や学生さんに 乗せてもらっている台車に、今日は ベルひとりで 乗ってみました。
そして エレベーターに乗り、1階まで 降りてみることにしました。
(続く)