2025.06.04 こども教育の学び

こども教育学部と英語②    光華小学校での英語指導

隣接する光華小学校では、3年生から指導が始まる英語を1年生の入学時から始めるとともに、短時間学習でICTを使って毎日のように英語に触れています。その指導は、学園英語教育推進の一環として、こども教育学部の早期英語教育専門教員が週一回の授業参観をしながらアドバイスを行っています。
特に、本年はこども教育学部をこの春卒業し、小学校教員となった卒業生が、その指導に携わっていることから、英語教育としてはますます大学と小学校の距離が縮まりました。

 

学園を挙げて取り組んでいるSEL(社会的情動的学習)の研究において、光華小学校はその先進校であるハワイの小学校と昨年度より交流を行っています。そのこども教育学部卒業生が指導している5年生は、ハワイの小学生と昨年数回オンラインで交換会をしています。また、それぞれ自分の似顔絵を描いてラミネートしたものをハワイの小学校に届け、むこうの子どもたちにいろいろなところへ連れて行ってもらっています。

実際に、ハワイに行ったわけではないのですが、自分の分身のような紙の人形が海を越えて
ワイキキビーチでサンセットを見たり、ハワイの小学校を実際に案内してもらっている様子に児童は大興奮でした。

 今回はその交流の続きで、みんな自分が作った自己紹介のパワーポイントに英語で音声を吹込みハワイへ送ることになりました。
こういった「相手」のある活動が、子どもたちの英語学習への動機付けを高め、英語をコミュニケーションのツールとして使うことの意味を体験させていきます。

このような実践は、大学の英語あるいは英語科教育法の授業の中で、実際のビデオを交えてながら紹介され、大学での学びに反映されています。

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