こども教育学部在籍中に取れる英語関連の資格は２つあります。

一つはJ-shine（小学校英語教育推進協議会)の認定する英語教育指導者資格、また、もう一つは一般社団法人幼児教育・保育英語検定協会幼保によって創設された幼保英検(正式名称：幼児教育・保育英語検定)です。
前者は、小学校での英語教育を専科として支えるためにスタートし、この資格を持っていることで地方の教育委員会で雇用の機会を得ることなどがあります。

【J-shine資格】

英語が小学校で教科化されるに伴い、小学校で教える外国語（英語）に関しては大学の講義で学びますが、それに加えて必要とされる講義を受講し単位を取得することで申請資格を得ることができます。
こちらは、限られた教育機関でのみ可能ですので、本学の子ども教育学部の大きな魅力といえるでしょう。
将来的に、小学校ではなく幼稚園や保育園に就職することを希望している学生にとっても、最先端の早期英語教育、小学校でどのように英語を指導するかの理論と実践を身に着けたという証になりますので、大きな意味があると思います。

【幼保英検】

　幼保英検は、幼児教育や保育環境の国際的なグローバル化に対応できる幼稚園教諭・保育士を養成することを目的とし、2010年から始まった「保育英検」を刷新する形で、2019年にスタートした、比較的新しい試験です。
グローバル化が進む中で幼児への英語教育の需要は増え続けており、今後需要が伸びていく資格だと考えられます。
将来的に、インターナショナル幼稚園などの就職を考えている人は、幼保英検資格を求められることもあり、資格を持っていることが希望する仕事に就く可能性を高めることもあります。
通常の英語力を問う問題だけではなく、幼児英語教育に関する問題や子どもの身の回りにあるものや遊びなどの英語語彙力も問われます。
こども教育学部では、その対策講座やカウンセリングも行っています。

じっくり英語力アップに取り組むことができるのは学生時代だけです。ぜひ、具体的な目標をもって英語のできる自分を目指してください。相談はいつでも受け付けています。