「こどもと絵本Ⅱ」は3年生後期に開講されている科目です。認定絵本士資格取得のための科目で、通年で全30回のカリキュラムが決められています。
最終回の授業では3人グループで絵本を1冊選んで「深読み」をしました。
「深読み」では、物語の内容はもちろん、表紙や扉、見返しにまで目を向け、絵本の世界そのものにじっくりと浸ります。
学生たちは、時間をかけて丁寧にページをめくりながら、絵本の世界への理解を深めていきました。
一年にわたり絵本について学んできた学生たちは、物語の構成や言葉の選び方、作者の想い、絵の表現、余白の意味など様々な視点から絵本についての気づきを発表しました。
授業での「深読み」を経験した学生の感想を紹介します。
| 絵本をじっくり深読みする活動を通して、物語の中に込められた様々な工夫や不思議に気づくことができた。絵だけでも絵本を楽しめると気づかされた。深読みの経験から子どもにただ読み進めるのではなく、子どもが絵本をじっくりと楽しめるよう、ページをめくるタイミングや読む速さに気を付けることが大切であると感じた。さらに子どもが感じた疑問や気づきを大人の価値観で否定したり、無視したりするのではなく、受け入れ、その完成を広げる関りが子どもの想像力や表現力を育てるうえで必要であると感じた。 |
| 絵本の深読みをする楽しさを感じた。一回目、二回目と繰り返し読んでいくことで色々なものが見えてくると気づいた。「文章に注目しよう」「絵に注目しよう」「背景に注目しよう」と視点を変えると自分なりの考えや疑問が見つかり、それらについて考える中で学びが深まると考えた。他のグループの発表を聞いて、自分にはない新しい視点を得ることができた。 |
みなさんもお気に入りの絵本を深読みしてみてはいかがでしょう?
