2026.02.23 こども教育の学び

造形ゼミの卒業制作①子どもにとってわかりやすい時計のデザイン

こんにちは、造形ゼミ4年生のNです。

私は「子どもを対象とした時刻の理解を促す時計のデザインと考案」というテーマで作品制作と展示、報告をしました。

時計は、子どもが時間の流れを意識し、生活の見通しを持つために大切な役割を果たします。
しかし、幼児期の子どもにとって「何時」「何分」といった抽象的な概念を理解するのは難しく、実際に時計を正確に読めるようになるのは一般的に小学校入学後といわれています。
そのため、幼児期には数字を読むよりも、針の位置や目印など、視覚的な手がかりから「もうすぐご飯の時間」「お外に行く時間」などを感覚的に捉えていることが多いです。

また、時計は単に時刻を知らせる道具ではなく、子どもが自分で行動を予測したり、生活のリズムを身につけたりするための学びのきっかけにもなります。

そこで私は、1つは針の動きを視覚的に捉えられるように、1つは暮らしや食に関心を持てるような時計を考えました。

1つ目の時計は短針と長針の位置が一目で分かるようにデザインしました。
数字を読むことが難しい子どもでも、針の動きや位置を視覚的に捉えることで、「今」「もうすぐ」といった時間の感覚を自然に身につけられるよう工夫しています。

2つ目の時計は幼児が数字を読むというよりも、見てすぐに理解できるような時計を作りたいと思い、野菜をモチーフにしました。
また、そうすることで子どもたちが野菜に親しみを持ったり、食への関心を深めたりできるのではと考えました。

卒業制作展で来場した子ども達が興味を持ってみてくれたことが嬉しかったです。

時と分をわかりやすく分けた時計
野菜をテーマにした時計
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