キシリトールって知ってますか?
キシリトールは白樺やトウモロコシの芯から作られる天然の甘味料です。
皆さんの中にもキシリトール入りのガムを食べたことがある、という方もいらっしゃると思います。
そんなキシリトールですが、私たち歯科衛生士ととっても関係の深い甘味料なんです。
実は、虫歯の原因となる「ミュータンス菌」は、普通の砂糖をエネルギーにして酸を作り出し、その酸が歯を溶かしてしまいます。
これが虫歯です。
ですが、キシリトールは菌のエサにならないため、酸が作られません。
なので、キシリトールは虫歯になりにくい甘味料なんですね。
というわけで、キシリトール入りの商品が色々発売されています。
今回は、キシリトール入りのチョコレートを紹介します。
かわいい歯の形をした、一見普通のチョコレートです。
試食した学生や教員からは、「甘くておいしい」「いつも食べているチョコと変わらない」といった感想が聞かれました。
一方で、「食べた後スースーする」「さっぱりした甘さで、物足りない」なんて意見も。
ぜひ、皆さんも試してくださいね。
1つだけ、注意があります。
キシリトールはおなかが緩くなりやすい性質を持っているので、いくら美味しくても、決められた量で我慢しましょう。