◆2つのコースで広がる将来の可能性!― 実践力を身につけて、栄養のプロフェッショナルへ ―
本学の管理栄養士専攻では、医療の現場で患者一人ひとりに応じた栄養管理を行う臨床栄養のプロフェッショナルを目指す「メディカル栄養コース」と、食品メーカーなどの企業で食品や調理の知識を活かし、商品開発などに携わる食品のプロフェッショナルを目指す「食創造コース」の2つの選択肢があります。どちらのコースも実践力を重視し、現場で求められる知識と技術をしっかりと身につけることができます。2年次からコース選択が可能なので、早い段階から将来の目標に合わせて学びを深められるのが特徴です。
◆「食創造コース」ってどんなことを学ぶの?実践的な食品開発の世界へ!
まず今回は、「食創造コース」についてご紹介します。このコースは、食品メーカーや外食・中食産業で活躍する管理栄養士を養成するため、食品開発の基礎知識から実践的なスキルまで幅広く学べるプログラムです。たとえば、健康課題に対応したヘルシーメニューの提案や機能性食品の開発について学び、食品の加工技術や製造原理を深く理解することができます。また、企業との共同開発やインターンシップを通じて、実際の食品開発の現場を体験できるのもこのコースの魅力のひとつ!
今年度からは、大手食品企業で研究開発に取り組んできた青山敏明教授による「食品開発演習」という新しい授業がスタートします。この授業では、食品企業の研究者をゲストに招き、機能性素材や製品開発のリアルな話を聞いたり、実際の企業で行われている研究開発をグループワーク形式で疑似体験できます。さらに、企業が扱う機能性素材や製品のサンプルを使ってメニュー開発にもチャレンジできるので、食品業界に興味がある人には貴重な機会です!
卒業後の進路も多様で、食品メーカー、食品流通・卸売業、外食産業・中食産業など、食に関わる幅広いフィールドで活躍することができます。食の未来を創造するプロフェッショナルを目指して、最先端の食品開発を学びましょう!
次回は、「メディカル栄養コース」について紹介しますので、お楽しみに!