原ゼミでは卒業研究として、もしものときに備えて、食物アレルギー対応の安全・安心な食品で調理ができる知識や、栄養への配慮について等の研究活動を行っています。
今年9月には石川県七尾市・中島地区コミュニティセンターで、健康スポーツ栄養専攻4回生の学生が中心となり「災害時に役立つ簡単調理と栄養セミナー」を開催しました。
このたび、石川県の真宗大谷派能登教務所のご依頼により、東本願寺の報恩講でも発表の機会をいただきました。会場では、災害時の栄養に関する知識や非常食のレシピなどを展示し、多くの方にご覧いただきました。
令和6年の能登半島地震での被災経験を忘れず、災害を一人ひとりが「自分ごと」としてとらえ、備えを考えるきっかけになれば幸いです。
(執筆:健康科学部 健康栄養学科 原正美・食物アレルギー、京都の食文化など)
