京都光華女子大学 人間健康学群 ニュース 学問領域「人間健康学」とは?

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人間健康学群の紹介

学問領域「人間健康学」とは?

人間健康学群は学位名は、学士「人間健康学」です。人間健康学は学際的な学問領域で、たとえば関西大学人間健康学部で人間健康学は以下のように定義されてます。
「人間の誕生から高齢までのライフステージを対象として、「こころ」と「からだ」と「くらし」を総合的な視点からとらえ、人間の幸福を実現するための健康に関わる諸問題の解決方法を探究する応用科学」

上記の定義は、以下の3つの重要点が含まれると考えます。
1.老年期など特定の発達過程の時期だけでなく生涯の健康
2.WHOの定義に基づく身体的、心理的、社会的なトータルな健康
3.人間の幸福の実現を目指すための健康増進

本学の人間健康学群も、学群紹介のように、人間の健康をトータルに捉え、個人、家族、社会、組織の生涯の健康増進の意味と方法を、栄養、心理、福祉、スポーツ、公共政策、ビジネスなど多様な領域から専門的に学びます。4年間の学びを通じて、個人、家族、所属集団・組織の健康をマネジメント(推進)できる知識と技能、実践力を修得できます。

近年、この「人間健康学」を学際的に幅広く学ぶ学部・学科が増えています。たとえば、以下の大学・学部などがあげられます。
関西大学人間健康学部:健康に関する幅広い知識を地域と連携しながら実践的に学びます
大阪国際大学人間科学部人間健康学科:あらゆる世代の人々の健康を支えるスペシャリストになる
愛知東邦大学人間健康学部:人間の健康増進に関する身体・心・社会の側面からの専門的・総合的知識
東海大学健康学部健康マネジメント学科:健康を多角的・総合的に学びマネジメント力を育成

背景として、人生100年時代の健康長寿社会、超高齢社会において、健康をトータルに学ぶ重要性が今後の時代でいっそう高まることがあると考えます。本学の人間健康学群でも、未来を的確に展望しながら、教育・研究内容を見定めて学生指導していきたいと考えています。

(文責:酒井浩二)