京都光華女子大学 人間健康学群 ニュース 企業様への卒業研究の成果報告

ニュース

教育研究⑥:次世代モビリティ

企業様への卒業研究の成果報告

2024年1月22日(月)に、4年生が2023年度卒業論文「電動車椅子WHILLの安全性、操作方法と印象調査」について、京都ダイハツ販売様、WHILL株式会社様に向けて、本学で成果報告しました。

まず、本学の教員の酒井浩二より、2023年度卒業研究に至るまでの2022年度からの取組(R4年度きょうと府内定着等推進事業(企業連携PBL)、ブログ記事)として、京都ダイハツ販売様との連携について紹介しました。その後、本学4年生が卒業研究の成果報告をしました。実験協力者10名対象に実施した、近距離モビリティWHILLのキャンパス内外の実証実験結果について分かりやすく発表できていました!4年生の発表後、今後の2024年度のWHILL研究計画(1年間の自宅での近距離モビリティ WHILL利活用によるQOLの向上)を酒井浩二より紹介しました。

本学からの発表後、WHILL株式会社様より、4年生の発表に対する総評を頂きました。実証実験で、高齢者および大学生など多様な世代の試乗評価結果の比較など、卒業研究での実証実験に関心を持って頂きました。

その後のディスカッションで、高齢者等も若い世代も、多様な世代でWHILLの認知度が高まって、気軽にWHILLを利活用して、移動負担の少ない、あるいは移動促進につながる健康社会を創造するか、について多様なアイデアを出し合いました。議論を踏まえて、近距離モビリティWHILLは多様な人が利活用しやすい、ユニバーサルなモビリティであることを再認識しました。企業様、学生、教員の3者の視点で多様な先行調査の知見、エピソード、提案が出て、貴重な議論となりました。4年生は、企業様から頂きましたご質問や教員からの質問に対して、的確に回答・提起していました!

卒業研究成果について、本学の4年生が発表させて頂き、また有益なコメントと議論を頂く機会を頂きまして、京都ダイハツ販売様、WHILL株式会社様に厚く御礼申し上げます。

人間健康学群で、今後も企業様、医療機関、行政機関、研究機関など、健康に関連する多様な組織と連携して、教育研究の推進・向上を図っていく計画です。

文責:酒井浩二

企業様に4年生が卒業研究を成果報告しています!

企業様に4年生が卒業研究を成果報告しています!