2024年5月18日(土)13時から90分間、本学で人間健康学群担当の公開講座が開催され、私が題目「ウェルネスツーリズム:バリ島と京北地域」で講座担当させて頂きました。
講座では、まずはじめに、「ウェルネスツーリズム」は、「ウェルネス」(生き生きしている状態)を求める「ツーリズム」(観光、旅行)として、近年の健康志向や人生100年時代の長寿社会への変遷から、国内外で非常に注目され、市場規模も拡張しています。ウェルネスツーリズムの近年の動向をご紹介しました。
次に、ツーリズム先の1つとして、バリ島のご紹介をしました。その理由は、本学では2023年度から夏休みにバリ島研修を実施し、人間健康学群では2年次にバリ島研修に参加計画となっているためです。本学での研修プログラムや2023年度の研修の模様をご紹介しました。講座後の質疑で、来場者の方から研修に参加したいとのお声を頂くほど、魅力的で、またウェルネスに響く研修プログラムであると、私自身も実感しています。
ツーリズム先の2つめとして、京北地域をご紹介しました。その理由は、私を含む本学の教員が京北地域の健康増進や地域活性化など多様な観点について調査研究されているためです。京北地域は、森林散策、地産食、アクティビティ、料理旅館など観光資源が豊富で、講座でご紹介しました。DBJ・JTBFアジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査(2023年度版)によれば、外国人観光客は、日本の地方観光地への訪問の意向が強いです。地方ならではの観光資源を活かした地方創生は重要です。京北地域もウェルネスツーリズム先として今後も大いに開拓の余地が高いです。講座の後に、来場者の方から、京北に行ったことがなく京北のツアーへの参加ご意向をお伝え頂きました。
講座後に、バリ島で手作り制作されています猫の置物(幸運を招くと言われています!)1つをプレゼントさせて頂きました。来場者のみなさまにお喜び頂けまして大変幸いです。
ウェルネスツーリズム先として、バリ島、京北地域の調査研究について、人間健康学群のオープンキャンパスでもご紹介しています。次は2024年6月2日(日)に実施されます。猫の置物1つをプレゼントしております。ぜひご来場のうえ、人を生き生きさせる観光ツアーについて体感頂ければと考えています。
文責:酒井浩二