みなさんは「てんかん」という病気を知っていますか?
私たちの脳には脳波という電気的な流れがあり、普段は規則正しいリズムが保たれていますが、そのリズムが乱れるとてんかん発作が起こります。
てんかんは100人に1人くらいの割合という、決してめずらしい病気ではありません。実際に、家族やお友達など身近にてんかんの人がいる、実際に発作をみたことがある、というかたも少なくないと思います。
しかし、てんかんは「遺伝する病気」「怖い病気」「治らない病気」などいろいろな誤解もあります。
そこで、てんかんに関する正しい知識と普及しようということで、パープルデー大阪というイベントが毎年開催されています🙂
ちなみに、なぜパープルデーと言うかというと・・・2008年、カナダのキャシディ―・メーガンさんという9歳の女の子が、からかわることを恐れててんかんについて周りに話すことができずにつらい経験をしたことをきっかけに、てんかんのことをもっといろんな人に知ってほしいという思いから、彼女が好きなラベンダー色にちなんでパープルデーを立ち上げました。
そして、3月26日は世界中の人が紫色のものを身に着けて、てんかんについて知ってもらうようよびかける国際的なイベントとなりました。
今年は大阪万博関連のイベントと重なったこともあり会場をあべのハルカスに変更しての開催となりましたが、毎年大阪の長居植物園で開催されています。てんかんに関するアート展示、体験型ワークショップ、音楽祭など、誰もが参加しやすいイベントや多彩なプログラムが企画されていますので、来年ぜひ足を運んでみてくださいね!✨