2025.05.14 教員紹介

新任教員:河喜多 寛治(かわきた ひろはる)先生

初めまして。4月から心理学科で勤務している、河喜多 寛治(かわきた ひろはる)と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

簡単に自己紹介をさせていただきます。

専門分野・研究テーマ
 専門は司法・犯罪心理学です。今年の3月まで法務省の心理専門職員として、全国の少年鑑別所や刑務所で、非行や犯罪に関わる少年や成人と面接を行っていました。こうした現場経験を踏まえ、非行・犯罪に関わる人の心理について研究しています。非行や犯罪の背景には、心理的・社会的な問題が複雑に絡み合っていることが多く、そうした生きづらさに目を向けながら、立ち直りのための方策を探っています。講義では、法務省での経験等を踏まえながら、非行・犯罪臨床の現場の様子など実践的な話もしたいと思っています。

趣味
 これといった趣味はありませんが、休日には家族で図書館に出かけ、本(とはいえ、漫画がほとんどですが…)を借りてきて、おやつを食べながらまったりと読書を楽しむのがいちばんの「癒し」になっています。また、昔から洋楽ロックをよく聴いています。中学生の息子が洋楽好きになったらいいな~と思って、自分が若かりし頃に聴いていたニルバーナやオアシスなどの曲を日々YouTubeで流したり、バンドのTシャツを子どもに買って着せたりしていますが、反応はイマイチです。。。
 それから、少し研究っぽいことを言えば、マインドフルネスを実践しています。マインドフルネスは、今この瞬間の心の状態を観察する瞑想のようなものです。もともと、大学時代にTM瞑想という瞑想を学んだ経験があり、法務省時代には女子少年院の処遇プログラムの開発でマインドフルネスを扱ったこともあって、今も、ほそぼそと実践中です。

みなさんへのメッセージ
 私の場合あまり深く考えずに大学時代を過ごしましたが、今振り返ってみると、本当に特別で貴重な時間だったんだなと実感します。みなさんも、それぞれの過ごし方で日々の出来事をじっくり味わいながら、大切な時間を積み重ねていってほしいと思います。応援しています。

一覧に戻る