心理学科では、現場で活躍されている専門家をお招きし、実践的な学びを深める授業として、「犯罪者プロ
ファイリング演習」を開講しています。
今回は、警察の鑑識業務に携わる方をお迎えし、実際の事件現場でどのように鑑識活動が進められていくのかを、劇のような形式でわかりやすく紹介していただきました。

講義では、事件発生の通報から現場到着、現場保存、指紋や足跡などの証拠採取、そして鑑定結果の報告までの一連の流れを、実際の動きを交えて再現してくださいました。
また、実際に指紋や足跡などの証拠採取の体験もさせていただき、学生たちはその臨場感あふれる様子に引き込まれていました。
普段はなかなか知ることのできない警察の裏側の仕事に触れ、学生たちは心理学とのつながりを感じながら、専門職としての責任感や倫理観についても考える機会となりました。



本学心理学科では、今後もこうした現場のリアルを学べる特別講義を通して、学生が理論だけでなく実践的な視点から学びを深められるよう取り組んでいきます。

京都光華女子大学 心理学科
黒川 優美子
