先日の「犯罪者プロファイリング演習」では、京都府警の警察官と心理研究員の方をお招きし、実務場面でのプロファイリングについて特別講義を行っていただきました。
ドラマや映画でおなじみのプロファイリングですが、その裏側にある「リアル」をたっぷりと伺いました。
■ 警察官×心理研究員の最強タッグ
実は京都府警は、全国でも珍しい「犯罪情報分析課」を設置しています。ここでは現場を知り尽くした警察官と、心理学のプロである心理研究員がチームを組み、一丸となって犯人像を分析しているそうです。まさに「経験」と「データ」の融合ですね!
■ 大切なのは「データを整理する力」
講義の中で特に印象的だったのが、「データを集めるだけでなく、整理する能力こそが必要だ」という言葉。 膨大な情報の山から、どれが重要かを見極め、意味のある形に組み立てる。この「整理する力」があって初めて、バラバラだった証拠が「犯人像」として浮かび上がってきます。これは大学での勉強や、将来どんな仕事に就く上でも欠かせない大切なスキルだと感じました。
■ ワークで体験する「捜査の視点」
後半は学生たちも実際にワークに挑戦!「発生した複数の事件は同一犯によるものか?」というテーマで、データの分析を行いました。実際に手を動かしてみることで、情報の取捨選択の難しさと、パズルが解けるように点と点が繋がる面白さを、肌で感じることができたようです。
■ おわりに
「心理学が社会を守るためにどう活かされているか」を知る、とても刺激的な講義となりました。多忙ななか貴重な知見を共有してくださった京都府警の先生、本当にありがとうございました!
【訂正】2026年1月26日:本文中で「科捜研」と表記していた箇所ですが,正しくは「心理研究員」です。該当箇所を修正しました。
京都光華女子大学 健康科学部 心理学科
講師 黒川 優美子

