2025.11.18 イベント

キッズなフェスタに2年生が参加しました。

11月1日土曜日、こどもと「絆」を深める日をコンセプトとした地域連携イベント、「キッズなフェスタ」に言語聴覚専攻2年生が参加しました。


ブースの名前は「ことばすごろくゲーム」。さいころを振って出た目の数に合った単語を思い浮かべて言うルールです。
さいころの目が2なら「いぬ」「かき」、5なら「さつまいも」など。そしてすごろくを楽しむというもの。


単語の音の単位は「モーラ」としました。モーラとは長さを基準とした時間的単位で、拍とも言います。
音節とは異なり、撥音(ん)、促音(っ)も独立した1モーラと考えます。複雑なようにも思えますが、カナに対応していること、発音しないが時間は存在する促音についての考え方などはわかりやすいかと思います。


普段、子どもさんとかかわることが少ない学生も多く、緊張とワクワクがまざった状態での開始となりました。会場が4階であることから、最初は来場される方が少なく、学生が臨機応変に呼び込み、会場の雰囲気づくりにと奔走しました。


最初はポスターとタイトルだけだったホワイトボードに学生がキャラクターを描くと、それをみて単語を思い浮かべるお子さんが激増。ゲームの理解が難しい1歳児さんは学生とホワイトボードにお絵描きをして過ごしました。


子どもさんに遊び方の説明をすること、単語のヒントを出すこと、フリートークをすること、学生にとってはとても楽しい経験だったようです。その中で、わかりやすい説明やヒントの出し方、会話の広げ方について工夫をしていました。

また、保護者様が学生の説明をかみ砕いてお子さんに伝えて下さったり、お子さんにとってわかりやすいヒントを出してくださる様子は、学生にとっても貴重な学びとなりました。


秋の一日、学生の活動にお付き合いくださったお子さん、保護者様には、貴重な機会を与えて下さったこと、こころより感謝申し上げます(教員 水谷)。

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