昨日続きです。
続いて、「葛野地域包括支援センター」の方にお話しいただきました。
地域包括支援センターでは、地域住民が住み慣れた地域で安心して生活できるよう支援するたの相談に応じています。
主に高齢者の方の相談に応じるとのことで、その中には福祉の相談だけではなく、さまざまな相談がくるということを具体的にお話していただき、学生たちも驚いていました。
困っている人の相談に応じるためには、支援者側がきちんと勉強してその方に合ったサービス等や機関につながなければいけません。
その言葉を聞いて、学生からは
「きちんと勉強して実習に臨まなければいけないと思った」
「自分はまだまだ勉強不足だと感じた」
という感想が出ました。
これから実習までにたくさん学んでほしいと思います。
また、学生にとってもう一つかなり印象に残ったと思われるお話がありました。
「相談支援は基本的に1人で行うことが多い。
その為、自分の仕事を誰かが見ている訳ではない。
だからこそ記録がとても重要になってくる。」
こんな内容でした。
相談者さんの思いを記録に残し他の職員や機関と共有する、またそれが自分がどんな仕事をしたのか、という証明にもなる、とのことでした。
学生たちも実習に行くと日誌を書きます。
それは、自分の学んだことや考察を記録する為だけではなく、実際に福祉の仕事をする際の記録の練習にも繋がります。
日誌を書く意味を改めて理解できたのではないでしょうか。
お話いただいた2つの施設に共通していることは、地域の中で尊厳ある生活ができるよう支援する、ということだと思います。
福祉施設はたくさんありますが、すべてに共通することですね。
学生たちも実習で実際に目で見て体験して、このことを感じてほしいと思います。
貴重なお話をありがとうございました!!
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