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学外活動

コロナ禍の暮らしを支えるソーシャルワーカー【じゅらく】

「コロナ禍の暮らしを支えるソーシャルワーカー」シリーズ第二弾は、重度障害者通所介護『じゅらく』で生活支援員として活躍されている坂下さんにお答えいただきました。『じゅらく』は、いつも本学が実習や施設見学で大変お世話になっている施設です。

1.福祉施設、機関の現状
・食事スペースを変更しました。従来、同テーブルでの食事を3~4名でしていましたが、2名までとし向かい合って着席することを避けています。
・日中の過ごしかたとして、密になるのを避けるために1階と2階のフロアに分けて活動をするようにしました。
・食事スペースの変更、日中活動のフロアを分けるなど日々試行錯誤で実施しているのが大変だと感じるところです。

2.コロナ禍で支えるソーシャルワーカーとして
日々の生活を支えるものという意識をもっています。私たちがコンビニで買い物が出来たり家にいながらショッピングができるのも誰かが私たちの生活を支えてくれているからです。自分に置き換えて考えるとそう思うので、「今まで通り」がいかに大切か実感できました。出来るだけ今まで通りの生活に近づけ利用者さんとその家族を支える意識を持ちたいです。

3.ソーシャルワーカーを目指す高校生へのメッセージ
苦しい状況になり残されてしまうのは人の手が必要な方々です。こんな時だからこそ、何を大切にして何が大切かを考えさせられると思いました。そう思えるのもじゅらくを通して出会えた方々のおかげです。たくさんの人と出会い、学び、感動して人として大きく広くなりたいと思っています。

坂下さん、貴重なお話をありがとうございました!

じゅらくのHP
http://kyoto-fubo.or.jp/about_us/history/

☆彡社会福祉専攻のHPはこちら
  https://www.koka.ac.jp/welfare/

施設見学でお世話になった時の写真