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学外活動

コロナ禍の暮らしを支えるソーシャルワーカー【南山城学園】

「コロナ禍の暮らしを支えるソーシャルワーカー」シリーズ第三弾は、社会福祉法人南山城学園の『地域福祉支援センターふらっぷ』で生活支援員として活躍されている石井さんです。『南山城学園』では、施設見学や外部講師などでいつも本学が大変お世話になっており、卒業生も多く就職しています。石井さんも本学の卒業生で、日々頑張っておられます!

1.福祉施設、機関の現状
利用者様は外出をとても楽しみにされている方が多いのですが、コロナ禍で外出を控えなければならない分、施設内で楽しんでもらいたいと考えています。しかし、ボランティアさんにお越しいただいて朗読やリズム体操を行う「お話会」や、音楽を使って楽しみながら心のケアを行う「音楽療法」が中止となっています。そんな中、少しでも皆様の笑顔を守るために施設内で職員のみでできるレクリエーションを実施しています。

2.コロナ禍で支えるソーシャルワーカーとして
私達支援員は利用者様と近い距離でお話しをしたり、直接触れて支援したりすることが日常です。助けを必要とされる方のために、まずは私たちが徹底的に予防対策を行い、安心して過ごしていただけるように努めなければなりません。このことは、新型コロナウィルスのまん延が終息した後でもずっと大切なことです。「利用者様のかけがえのない人生に関わらせていただいている責任を常に感じなければならない」と、コロナ禍を通して改めて感じることができました。

3.ソーシャルワーカーを目指す高校生へのメッセージ
私は、利用者様の「できない」が「できる」に変わった瞬間の笑顔や喜びを多くの人と分かち合いたいです。そして、福祉の仕事を正しく知ってもらえるように伝えていくことで、「人と人が支え合い助け合うことが当たり前」という社会を作りたいと願っています。

石井さん、貴重なお話をありがとうございました!

南山城学園のHP
http://minamiyamashiro.com/

☆彡社会福祉専攻のHPはこちら
  https://www.koka.ac.jp/welfare/