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学外活動

障害者施設への実習巡回

こんにちは。

今日は京都市内にある障害者施設に実習巡回に行ってきました。

京都光華女子大学社会福祉専攻の実習では、児童、高齢、障害、地域の4領域から実習先を選択することができます。
そして、3年生の5月頃から週に1回、6~7カ月かけて実習に行きます。

この毎週実習に行くスタイルは「通年型実習」と呼ばれ、京都光華女子大学ならではの実習方法です。
通年型実習のメリットや実施方法の詳細は、また別のブログに書きますね。
(オープンキャンパスにきていただけたら、専攻説明でご説明します!)

この実習には、週に1回は学生と会って実習指導を行ったり、実習先に行って実習指導者と話したりしなければならないという決まりがあります。
通年型実習の場合、実習に行っていない日は学生は大学に登校し、「実習指導」の授業を受けるため、実習にいくたびに丁寧な指導を受けることができます。
友達と実習の様子について話し合うこともできます。

そして、実習期間中に、2,3回、教員が実習先に行き、実習指導者から直接実習先での様子を伺います。

今日、訪問させていただいた実習先には2名の学生が実習に行っています。
実習指導者から学生の様子をお聞きするのは今回が初めて。
教員も少しドキドキしてしまいます。

施設にご挨拶をさせていただいた後、実習指導者から学生の様子について伺います。
2名とも非常によく頑張っていると褒めていただきました。
そのうえで、今後の実習の進め方や各学生の課題について共有しました。

その後、実習指導者はいったん退席。
2名の学生が緊張した様子で入室してきました。
実習では、髪の毛は1つにまとめる、動きやすい服装など、実習を行いやすい格好を求められるため、普段の学生とは少し雰囲気が違うように見えます。
(緊張しているせいも大きいかな・・?)

学生とは、これまでも実習中に感じている不安や疑問、今頑張って取り組んでいる課題について話をしてきましたが、改めて実習指導者からお聞きした今後の課題に向かうため、どのように実習に取り組めばいいかを話し合いました。
実習が始まり2カ月近くが経ったため、利用者の方と仲良くなる関りは十分にできていたようです。
そこで、次の課題として利用者の背景(生活の様子やこれまでの経過など)、支援ニーズなどをどのように把握していけばよいか、「雑談」で終わらない会話をどのように進めていけばいいか、2人で意見を出し合ってもらい、教員からもコメントをして、さらに考えてもらいました。

そして、最後は実習指導者も交え、4人で来週以降の実習についてどのようなことに取り組むかを共有し、実習生2名は気持ちを新たに気を引き締めた様子で「頑張ります」と宣言してくれました。

教員が実習先に直接行くことで、どのような場所でどのような雰囲気で実習を行わせていただけているのかを具体的にイメージしやすくなり、学生と話題を共有しやすくなります。
今回も、面接室に入るまでの間に、複数の利用者の方とお会いし、ご挨拶したり、少しお話をさせていただいたりしました。
また、訪問した時間が送迎の時間と重なっていたため、送迎の様子も見ることができましたし、施設周辺の環境なども知ることができました。

ソーシャルワーカーにとって、こうした施設の様子や周辺の環境なども大切な情報です。
教員がそうしたことを知ったうえで、指導できるというのはありがたいですね。
実習生たちも、今の調子で頑張ってほしいです。

浜内彩乃

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