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学外活動

高槻ライフケア協会への実習巡回

またまた実習巡回に行ってきました。

学生が実習に行き始めて約2ヶ月経つこの時期は、巡回の時期になります。
各教員が担当学生の実習先に訪問に行き、どのような様子だったかを報告するメールが毎日のように届きます。

今回、私が訪問させていただいたのが、社会福祉法人高槻ライフケア協会というところです。
ここでは、居宅介護支援事業や小規模多機能型居宅介護など、高齢者向けのサービスを提供しています。

実習開始当初は、居宅介護支援事業として、実習指導者に付き添い、高齢者のご自宅を訪問し、生活の様子や必要なサービスについて見させていただいていました。
その後、小規模多機能型居宅介護のところに行かせていただき、利用されている高齢者の方々とお話をしたり、スタッフの方にいろいろと質問をさせていただいたりしたようです。
高齢者向けのサービスは数が多く、似た名前のところもあり、混乱してしまうのですが、こうして現場に行き、体験することで、理解が深まります。
学生も「介護度が同じでも、人と関わることが好きかどうかで、サービスが向いているかどうかが異なる」など利用の方法について感じることがたくさんあったようです。

また、実習が始まった頃は、緊張が高くなりすぎて、なかなか利用者の方とうまく話せないと思っていたようですが、少しずつ話せるようになってきているようです。
他の実習生がどのような実習をしているのか、自分は積極的に話せているのだろうかといった不安もあったようなので、次回の実習指導の時間では、他の実習生がどのように利用者さんとかかわっているのかをテーマにしようと思います。

京都光華女子大学の社会福祉士実習では、通年型のため、週1日だけ実習に行き、残りの4日は大学に登校します。
また週1日実習指導の授業もあります。
そのため、実習で出てきた課題をこうして次の実習指導の授業のなかでとりあげ、学生みんなで考えることができます。
教員から助言指導することはもちろんありますが、学生同士だからこそ共有しあえたり学び合えることも多いですよね。

学生は、まだ将来進む道は明確ではないものの、今回の実習を通して高齢者と関わる楽しさや、訪問の面白さも感じているようでした。
実習指導者からも、しっかりと質問ができていて鋭い視点が持てていると褒めていただけました。

浜内彩乃

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