京都光華女子大学 看護福祉リハビリテーション学部※ 福祉リハビリテーション学科 社会福祉専攻 ニュース 「地域ぐるみで支える子どもの育ち」を考えるー子ども家庭を支えるソーシャルワーク最前線-    光華まちづくり講座が開催されました!

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「地域ぐるみで支える子どもの育ち」を考えるー子ども家庭を支えるソーシャルワーク最前線-    光華まちづくり講座が開催されました!

少し前の取り組みになりますが、
この場で紹介できていなかったので、ご報告します(^^)/
7月17日(土)の10時~12時、
地域連携推進センターとの共催企画、「光華まちづくり講座」が開催されました。
テーマは、
「地域ぐるみで支える子どもの育ち」を考えるー子ども家庭を支えるソーシャルワーク最前線-。
大学周辺の地域の方々と、子ども家庭の専門職の皆さんに参加いただき、
ひさしぶりの“対面”講座となりました。
感染状況の拡大の前ではありましたが、
感染対策を厳重に、
人数制限も行った上で実施しました。
講師は、次の豪華布陣で行われました。
村井 琢哉さん (特定非営利活動法人山科醍醐こどものひろば 理事長 /関西学院大学 人間福祉学部・人間福祉研究科 助教 / 本学非常勤講師)
福崎 由貴子さん(特定非営利活動法人山科醍醐こどものひろば 子どもサポートスタッフ)
松井 章子さん (ふれあいカフェ「トトハウス」店長)
本講座は、本学地域連携推進センターが事務局を担い、
企画や進行は社会福祉専攻が担当しています。
講師の松井さん、福崎さんは社会福祉士(ソーシャルワーカー)です。
貧困、孤立など、子どもを取り巻く深刻な課題に対し、地域の力でどのように支えられるのか、地域の皆さんと一緒に考える機会を持つことと、
そこにソーシャルワークの力がどのように生かされているのかを確かめたいということが開催目的でした。
           *
現代社会における子どもをめぐる諸課題として、
自殺、虐待、不登校、いじめ、貧困など深刻な状況が挙げられます。
学校や行政でできる支援にはそれぞれの限界がありますが、
すべて吞み込めるのは地域です。
地域は、子ども達が日常過ごす土壌でもあります。
どの土壌を耕すとき、
必要な養分やバランスなど、専門知識や情報が必要な時がありますね。
それが、専門家たるソーシャルワークの役割だといいます。
村井さん、福崎さん、松井さんは、
京都市山科区でソーシャルワークの力と地域とがタッグを組んで、
地域で子ども達に必要な地域の土壌を耕してこられました。
地域には、子ども支援の専門家もいれば、
地域の中で子育て中の大人も、
子育てを終えて、子どもたちと楽しく過ごしたいという大人たちもたくさんおられます。
そのような地域の皆さん方と一緒に協働して様々に実践を創ってこられた「山科醍醐こどものひろば」や
「トトハウス」のお話には大いに刺激を受けました。
そして、参加者の心の中に変化の種を蒔いたと思います。
子どもを真ん中に考える地域づくりとソーシャルワークの関係を理解することができ、
学び多き時間となりました。
これからも社会福祉の実践やソーシャルワークの専門性について、
広く地域の皆さんと考える機会を設けていけたらと思います。
                      (報告:南 多恵子)



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