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学生の活動

講義の様子「女性の生き方・働き方」

「女性の生き方・働き方」の講義ではゲストをお招きして、ご講演いただく機会を設けています。ロールモデルとなる卒業生に、これまでのキャリア(現在の仕事、転職歴、就活体験、学生生活など)についてお話を聞き、学んだことをまとめます。女性を取り巻く社会環境を理解し、キャリアビジョンをまとめることを目標としている講義です。

先日、第1回目の講演がありました。ゲストは、キャリア形成学科を2年前に卒業した先輩です。現在どのような仕事に就いているのか、どのような学生時代を送ったのかについて話をお聞きしました。同じ学部の先輩とあって、自身と重ねてイメージしやすかったのではないでしょうか。仕事をされている今と学生時代の一週間のスケージュールの比較から、学生時代の生活が社会人になってからも生かされていることを教わりました。「タスク管理」について、「見積もり」でも「講義の課題」でも取り組む姿勢に共通点があることがわかりましたね。

さらに、なぜSEに決めたのか、ターニングポイントや勉強を続けることの意義についても教わりました。先輩が学年ごとで得た学びを体験談を交えて提示してくださったので、2年、3年先といった将来のビジョンも持てたのではないでしょうか。これから4年間ある。だからこそ辿り着ける考え方や場所があるのですね。就活を通して何が心に響いたのか、それはどのような経験があったからなのか…リアルな声を聞くことができました。SEという仕事への漠然としたイメージが今日の講演を通してクリアなものになったことでしょう。苦手意識を一方的に持たず、それを払拭することで見えてくることがあると、仰っていましたね。

さいごに、発表に使用されたPPについて「大変見やすかったのですが、どうすれば上手につくれますか」という質問が出ました。PPを作る際の工夫や、学生時代に心掛けていたことを答えてくださいました。

受講者である1年生を意識した講演をしていただきました。始まったばかりの学生生活。キャリア形成学科でどのように過ごしていこうかを考える契機になりました。素晴らしい時間を、ありがとうございました。講演後はお礼状を作成し、その内容をグループで話し合い、多様な考え方を共有し、学びを深めていきます。