京都光華女子大学 キャリア形成学部 キャリア形成学科 ニュース 講義の様子「ソーシャル・マネジメント原論」

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講義の様子「ソーシャル・マネジメント原論」

キャリア形成学科には、マネジメントを学ぶ科目としてビジネス・マネジメント原論、サービス・マネジメント原論、ソーシャル・マネジメント原論があり、2年生になると受講することになります。今回はソーシャル・マネジメント原論の様子をお伝えします。

「ソーシャル・マネジメント原論」では社会や地域で起きている課題を、人々がどのように解決しようとしているのかを学びます。より(善い)社会の実現に向け、本気で取り組むゲストの熱い語りが聞けるのが、この科目の特徴です。今回のゲストスピーカーはDari Kの河村様です。「カカオを通して世界を変えるDari Kの取り組み」と題しまして、ご講演いただきました。

これまでの講義で出てきた「フェアトレード」「エシカル消費」といったキーワード振り返りながら、持続可能な経済発展について考えていきました。

自分に身近なチョコレートから、いったいどのようなことが見えてくるのだろう……SDGsとはどのように関係していくのだろう……どんどん真剣な眼差しになり、スライドを見ながら頷く様子も見えました。

ワークシートを元に、カカオ豆のフェアトレードについて自分たちで数字を記入しました。どの程度フェアなのか、挙手で意見を出していきます。残念ながら正解は出ませんでしたが、一般のチョコレートの利益配分は学生たちの予想以上に平等ではなかったようで、驚きの声が上がりました。フェアトレードのチョコレートにするとチョコレートの価格があがってしまう。これは本当にフェアなのか…このように、いくつも問いかけがあり、それについて考えることが出来ました。ソーシャルビジネスを持続的に行うために大切なことは何か、取り組みを教わることが出来ました。

また、今回はソーシャル分野の講義でしたが、Dari Kさんの取り組みから学んだのは、キャリア形成学科の学びの3領域(ビジネス・ホスピタリティ・ソーシャル)全てを網羅するものでした。どれか一つを取捨選択するのではなく、どの領域も大切であることがわかりましたね。

 

ワークシートに取り組みました

クイズに答えてチョコをゲット♪