京都光華女子大学 キャリア形成学部 キャリア形成学科 ニュース バーチャル株式投資プログラムに参加し、優秀な成績を収めました!

ニュース

学生の活動

バーチャル株式投資プログラムに参加し、優秀な成績を収めました!

キャリア形成学科の学生がバーチャル株式投資のプログラムに参加し、優秀な成績を収めました!今回はそんな学生さんたちに取材をしてきました。彼女たちは「ビジネスマネジメント原論」という講義で、このプログラムに取り組みました。「貯蓄から投資へ」という言葉がよく聞かれる今、バーチャル株式投資(仮想取引)で実際に投資をした感想を聞いてみました。

 

Q1: 講義の中で習ったことがどのように役立ちましたか?

毎回先生が、授業で株の話をしてくれるそうです。ただ株の善し悪しを話すだけでなく、なぜその株がいいのか、悪いのか、理由を教えてくれるので、株が下がったときに自分でもその理由がわかったそうです。

 Q2:投資の際、どのような工夫をされましたか。

もともと株に興味があったわけではなく、3人とも、今回初めて株に触れた学生さんでした。そんな彼女たちが工夫したことは、「いくつかの株を買う」だそうで、理由を次のように教えてくれました。「もし、一つが下がっても、もう一つでカバーできる」。株を売って多くの利益を出すことよりも、損失をいかに少なくするか考えて取り組んだそうです。「マイナスにならないようにしたかったから、株価が一定でありそうなものを選びました。」自分で研究し、株を選択したそうです。実際に、今回1つではなく2つ買ったからこそ、利益につながったと分析していました。

Q3: このプログラムに参加することで、どのように成長できたと思いますか?

今回、架空とはいえ株を買ってみた経験から、株についての理解につながったようです。今まで興味がなかったけれども、ニュースや新聞を見れば株の動きがわかるようになったとのこと。というのも、講義では課題があって、自分が購入した株が上がった理由、下がった理由を毎回まとめることが求められたそう。ニュースや新聞を見て課題に取り組むことを必然的に繰り返すようになり、それは講義を受講し終えた今も習慣になったそうです。「今」起こっていることに敏感になり、社会に詳しくなったと話してくれました。

そこで、最近気になったニュースを聞いてみると、GWの株の動きについて教えてくれました。また、昨年の自然災害が株の動きに大きく影響を受けたように感じた、という感想も教えてくれました。3人が買った株は異なりましたが、社会から受ける影響をそれぞれ考察していました。

Q4: 次に挑戦してみたいことを教えてください。

意外なことに意見がわかれました。それは、本物の株を買ってみたい、というものと、買わないというものでした。

もし、株を買うとしたらどうするのか尋ねると「授業の時よりもっとデータを分析して、それを生かして運用していきたい」と、株安・株高の時期を教えてくれました。ばっちり勉強されているようです。女子大生と話していることを忘れそうになります……。講義での学びが見についている様子がうかがえました。さらに、株はただの賭け事だと思っていたけれども、夢のあることだと感じたそうです。この経験を通して、株のイメージがプラスに変わったというのです。「今回初めて投資したことで、お金でお金を作ることに魅力を感じました。」と夏からの予定を教えてくれました。なんと、証券会社のインターンシップへ行かれる予定だそうです。自分が関心を持ったことを、すでに行動にうつしていました。講義でのこうした取り組みが、進路の選択肢を増やすきっかけにもなったようです。

今回話を聞いた学生さんたちは、プログラムに取り組んだ経験を自分の力に変えることが出来たようで、やってよかったという思いがひしひし伝わってきました。講義を通して成長し、またそれを次に生かそうとしているように見受けられました。質問者にもわかりやすく、説明してくれました。この度は、忙しい中、ありがとうございました!

 

キャリア形成学科職員 F

 

株の動きを説明してもらいました