京都光華女子大学 キャリア形成学部 キャリア形成学科 ニュース 京都で学ぶということ~京都市副市長 村上様にご講演いただきました~

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京都で学ぶということ~京都市副市長 村上様にご講演いただきました~

キャリア形成学科1年生の合同ゼミで京都市副市長 村上様をお招きし、ご講演いただきました。テーマは「京都で学ぶということ」です。私たちはなぜ、京都で学ぶことを選んだのだろう。「京都」とはどのような市で、何を目指しているのか、どのような取り組みがあるのか、「SDGs」と「レジリエンス」2つのキーワードをもとに勉強しました。

「SDGs」は実は京都市民がもともと大切にしてきた考え方で、多くの人が知っている祇園祭との関わりからご説明いただきました。参考資料に市民しんぶん区版(令和元年5月15日号)挟み込み資料をいただきました。よく耳にする祇園祭が「SDGs」と関係があるだなんて、と思った学生も多かったのではないでしょうか。祇園祭はすべての人々の幸せと全国の平安を祈って始まったもので、これが「誰ひとり取り残さない」という「SDGs」の理念に通じるものがあると聞き、少し驚いた様子でした。まつりはいのり、と教わりましたね。
「レジリエントシティ」はしなやかで回復する力がある都市という意味で、心がレジリエントだとよいのではとおっしゃっていましたね。ごめんなさいとありがとうを大切にしたり人に頼れたりすることが気持ちに余裕を持たせてくれることを教わりました。

出来ることは足元にもあるかもしれないし、自分は自分に出来ることをするのが大切です。たとえば、私たちが持つ投票する権利。投票することで声が反映されます。また、働くことで社会での存在感を持つことは意見の反映にもつながります。身近にあるものに気付き、そして使うことの重要性を学びました。
日本に、京都があってよかった。というフレーズを聞いたことがありますでしょうか。講演を通して、京都市とはどのような都市なのか、また、そこで学ぶということは自分にとってどのような意義を持つのか、考える契機となりました。ありがとうございました。

お話しに静かに聞き入ります。

メモを取りながら聞いています。

最後にお礼状を書いてお渡ししました。

お話しを聞いて自分の思いを書き出します。