キャリア形成学科の科目「女性と現代社会」では、1986年以降整備されてきた女性の生き方に影響を与える法律についての理解を深め、法に守り、法を積極的に活用して将来を展望する力を身につけます。さらに、女性活躍推進法(2016年)をもとに働き続けやすい職場環境について考えます。
15回あった講義も終盤のこの日は、グループで考えた企業における女性活躍推進のための行動計画を発表しました。女性が働きやすい職場を作るとしたら、どのような改善計画が考えられるか、グループワークをもとに発表資料にまとめました。他企業はどのような取り組みをしているのか調べ、自分たちの会社には何が必要になるのかを考えました。発表では各グループで架空の会社を作り、問題点、改善点を示したうえで、目標値も考えた３ヵ年計画が示されました。どの程度の改善が見込まれるのか、各会社の特色は何か等々……内容だけでなく、資料の出来栄え・話し方も意識しての発表でした。
発表を見る学生はプレゼン評価票を手元に、内容や話し方等の観点から他チームの発表を評価します。評点もついたこの評価票は後でグループに戻されます。これをもとに、チーム発表の課題を見つけ、次に活かすことが出来ます。
点数をつける、ということもあってか、発表者はもちろん、聞く側も熱心に取り組んでおりました。

この次の時間に得点発表です。１位はどこの会社になったのでしょうか。