「大学での専門的な学びと将来の仕事について考えよう」と題して、キャリア形成学科教員が名城大学附属高等学校にて出張講義を行いました。

　本講義では最初に経営学の学びを中心としたキャリア形成学科の主要分野の学びについて、クイズを交えながら紹介しました。次に、一般には大学での専門分野が極めて細かな専門領域に細分化されていることに触れ、この専門領域のみならず幅広く教養を身に着ける重要性を述べました。例えば、キャリア形成学科の場合、「経営学」を中心に「語学」や「ホスピタリティ」「公共社会学」といった分野を同時に学ぶことで、より実践力を身に着けることができる等の事例を挙げました。

　最後に、現在の高校生は与えられた問題を解くトレーニングを中心にしていますが、大学や社会では、問題を探すスキル「課題発見力」が重要になることを述べました。講義後のアンケート調査では9割以上の生徒から「本講義に満足」という回答をいただきました。