女性の生き方・働き方の対面授業の3回目が7月下旬に行われました。今回は、販売職をされている先輩がゲストスピーカーです。今の状況を受けて働き方がどう変わったかもお話しいただきました。3回目も前回同様、教室にいる十数名の学生と、オンライン会議システムで参加する学生、あとで録画を視聴する学生がおります。

進学を決めた理由、大学時代の時間の使い方などをお話しいただきました。
中でも印象的だったのは、就職活動の苦労についてのエピソードだたのではないでしょうか。厳しい就職活動中の怖さや焦りといった気持ち、上手くいかなかった状況をどのように打破したのか……教室で講演を聞いていた学生は静かに聞き入っていました。
就職活動において自分が譲れないことは何か明確にされたことが方向転換となり、今の勤め先との出会いに繋がったところから、一度止まって整理して再出発すること、さらには、出会いはどこにあるかわからないということも感じたのではないでしょうか。積極的に行くことを恐れたくないですね。

これから4年間ある学生生活。思い描いていた形でのスタートではありませんが、それでも「経験がその先につながる」意識を持つ大切さを先生が改めて強調されました。4年の間に様々なことを様々な形で学び、自身の考え方も何度も変わる。そう思うと、今まさにはじまっていく大学生活4年間も、過ごし方を意識していくことが出来そうです。

講演では最後に、役職についてからの視野の広がりや、今後の目標といったこともお話しいただきました。
学生生活でのアドバイスをいただいたり、録画を止めてからの質問にお答えいただいたりと貴重な時間を過ごせましたね。
ご講演いただき、誠にありがとうございました。

ところで、この日、授業のために初めて大学へ来た1年生がほとんど。
そんな中、親しく話す2人に職員が声を掛けてみたところ、
なんと初対面とのこと。
開始時間より早く着いた者同士、仲良くなったそうです。
遠隔授業だけでは起こらなかった出会いに、嬉しい気持ちになりました。