京都光華女子大学 キャリア形成学部 キャリア形成学科 ニュース 女性の生き方・働き方(対面+オンライン授業)④

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女性の生き方・働き方(対面+オンライン授業)④

この科目では、ロールモデルとなる卒業生に、これまでのキャリアについてお話を聞き、学んだことをまとめます。9月最初の講義では4人目のゲストスピーカーをお招きして、お話しいただきました。
同じ大学を卒業した先輩がどのような社会環境下でどのようにライフスタイルを変えて、今、お仕事されているのか……体験談を通すことでより理解が深まるようで、毎回集中して聴講している学生たちです。
9月に入ってからも、学生は、対面(20名以下)+リアルタイムオンライン+録画視聴のオンライン という3種類のスタイルで受講しています。講演後、学生はお礼状を作成します。

この日のご講演者様は、犬の訓練士をされている先輩です。教室には嘱託警察犬と来てくれました。感染症防止のためにはじめと終わりにケージから出てお顔を見せていただきました。離れて見てもふわふわしている小型のパピヨンです。祇園祭などで警察犬として活躍していたことを聞き、驚いた学生もいたのではないでしょうか。

講演では「メソッド転換」が印象的でしたね。これまでの指導法をどのように変えられたのか…「かしこい」ワンちゃんって……? と考えさせられましたね。何かが起こったとき、やめるのか・もう一度頑張るのか…この選択の重要性にも気づかされました。
続けながら感じる違和感が晴れたエピソードや、続けたからこそ方向転換した際に実感したことなどもお聞きし、「続ける」「積み重ねる」ことが結果に繋がっていくのだと感じられました。
フリーランスをされていることもあり、メリットにもデメリットにも「自己責任」があることを教わりました。必要なときになって、自分にそれが出来なかったとしても、向上心をもって挑戦し、さまざまなことをされている先輩のお話しから、仕事の中で何を大切にされているのかを感じとれたのではないでしょうか。

授業の①②③でお話しいただいた先輩方より学生と歳が離れている分、長く働かれる中で感じたことを多く教えていただきました。犬の訓練士に「決めた」年齢、犬の訓練士になってからメソッド転換された年齢……学生にとってはまだ見ぬ未来ではあるものの、女性を取り巻く社会環境とその時のキャリアとの関係も考えることが出来たのではないでしょうか。

「挑戦できるトキって、いつだろう」と考えずにはいられない1時間でした。

貴重なお話をありがとうございました。

今回もパソコンは2台で!

「命と向き合い続ける」重みをもった言葉でした