京都光華女子大学 キャリア形成学部 キャリア形成学科 ニュース 女性の生き方・働き方(対面+オンライン授業)⑤

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女性の生き方・働き方(対面+オンライン授業)⑤

9月2日の「女性の生き方・働き方」ではゲストスピーカーをお招きしての授業が行われました。対面+オンライン授業での講演会も今回で5回目です。この日来ていただいたのは卒業後、転職をされてライフプランナーとして活躍されている先輩です。
初登校の学生、登校が出来ずにいる学生……現在の状況を鑑みて、講演でははじめに「新しい時代へ」というタイトルでお話しくださいました。これまでもあった「オンライン○○」、昨今増える「オンライン○○」、これから増える?「オンライン○○」……悲観するにとどまらず、この経験を生かしていく気持ちを持つという視点の大切さについて考えられましたね。
学生が生まれるより前に大学へ入学し、卒業された先輩のお話しは、7月末にお聞きした先輩方とはまた違う時代だと感じた学生も多かったのではないでしょうか。背景にある経済の動きや震災のこと、産休・育休を経て復帰されたことも交えつつ、前職での様々なご経験、そして現職の魅力についてたくさんお話しいただきました。ライフプランナーというお仕事を初めて聞いた学生もいました。
質の高いサービスを求められる前職では、顧客の満足を高めるために自分が何をすればよいのか、何を勉強すればよいのか、努力されたことをお聞き出来ましたね。一つだけの知識ではなく、お客様とお話しできる、お客様の要望に応えるために、勉強する……初回の講義でのお話しを思い出した学生もいたのではないでしょうか。ホスピタリティ領域のお仕事をされる方の多くが大切にされていることなのですね。

転職のきっかけや、その時感じられたことも教えていただきました。学生は、メモをとりながら耳を傾けていました。講演のなかでは「お客様に寄り添っていける」という視点を大切にされていることが伝わってきましたね。仕事を選ぶ視点は自身が仕事を選ぶ時が来れば思い出したいものです。また、一貫して大切にされていることに「つながり」という言葉ありました。あの時のつながりが今に続いて、今のつながりは次に続いていく。学生時代にやってよかったことにも「人脈作り」として挙げられていましたね。学生にとっては、容易に人と話が出来ない集まれないという前期期間でしたが、まだたくさん残っている学生時代、取り組みたいことなど見えてきたのではないでしょうか。

さいごに「何のために働きますか」と問われました。就社するのか就職するのか何を重視して働いていくのか、今の状況で仕事への考え方も、企業の見え方も変わっていることと思います。日曜日のドラマの話にも触れながら「働く」ことについて考えられましたね。きっとこの先何度も何度も考えることになりそうです。

ポジティブのヒントをもらった講演でしたね。
貴重なお話を本当にありがとうございました。

メモをとりながら聞いています

課題の年表と照らしてさらにお話しいただきました

最後の質問タイム