京都光華女子大学 キャリア形成学部 キャリア形成学科 ニュース ベトナムからの留学生がPowerPointで発表をしました

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ベトナムからの留学生がPowerPointで発表をしました

月曜日の2限に行われる「国際交流の理解」の授業では、毎回順番で、担当する国の概要について学生が発表をします。各自がPowerPoint を使い、マイクを持ちながら、全員の前で発表をします。緊張気味の学生、ジェスチャーたっぷりで余裕の表情で話す学生、語ることが多すぎて時間が足りなくなる学生、とにかくさまざまな発表があります。

7月20日の第14回目の授業は、ベトナムからの留学生の発表でした。この留学生は母国ベトナムの様子を日本人の学生に知ってもらいたいと入念な準備を重ねて一生懸命に発表をしました。何回も発表の練習をしたようで、日本語もよどみなく話し、大事なところでは、力がこもり、聴衆である学生たちも熱心に耳を傾けていました。

学生たちが関心を持ったのは、ベトナムの女性たちの衣装です。学生たちの着る白いアオザイ、結婚式で着る赤いアオザイのスライドを目をこらして見ていました。学生たちからは「とてもきれい」と感嘆の声が上がりました。また、日本人がベトナムに来たら驚くことの一例として、バイクに何人でも乗れることだと教えてくれました。そのスライドに学生たちは異文化の違いを強く感じたようです。世界のさまざまな文化、それらは日本とは異なるものもありますが、その中で力強く生きていく人々の姿をこの授業で実感できたようでした。

授業では毎回、全員がコメントを書いて提出しますが、留学生の発表に関するコメントを2つほど紹介しましょう。

「自分の国だからこそ、日本人には知られていないリアルな情報を伝えることができるので、この発表はいいなと思いました。学校で生徒や先生はアオザイという民族衣装を着るところもあるとか、結婚式では赤いアオザイを着て幸せを表すということ、初めて知りました。」

「実際にベトナムから来た人がベトナムを紹介してくれたのでネットで調べても出てこないことなど教えてくれたのでとても良かったです。」

いろいろなコメントがあったが、留学生の発表が情報に富んでいたこと、また自分の母語ではない言語で発表したことに対して、敬意を示すコメントが多かった。

授業風景

発表スライド