8月23日（日）に開催された「2015年KDKファッショングランプリコンテスト（KDK京都服飾デザイナー協会、京都府、京都市、京都新聞社主催）」において、キャリア形成学科4年生の佐々木友香さんが、「京都新聞賞」を受賞しました。

今年は創立60周年記念のコンテストで、テーマは『ひとすじの道』です。

一次審査のデザイン画では、自分なりにイメージを膨らませて取り組み、使用する素材を活かして、シルエットやディテール、配色までをトータルに考えて描き応募しました。

デザイン画が通過し、今回の2次審査では、全国各地から応募された143点の作品の中から選出された、37点の作品が披露され、さまざまなデザインの力作が一堂に集りました。

 佐々木さんの作品は、真紅の高級生地をベースに使用し、素材を変えた赤の生地を効果的に取入れてフリルを形成し豪華なボリューム感を出しています。作品は、テーマに合わせて、強い情熱としっかりとした意志をもって、自分の未来へのひとすじの道を輝いて強く生きて行く女性をイメージし、エレガントで高貴な赤いバラの花を散りばめたデザインとしました。

トップのデザインは、女性らしいシルエットを造形して、シンプルなフロントラインを創り出し、また、片方の肩のストラップにバラの花をあしらうことで、ア・シンメトリーな動き感がでるように工夫しました。サイドからバックのデザインには、優雅なトレーンの上に40本以上の縦フリルを取り付け、躍動感とボリューム感を出したものです。

 受賞作品は、10月15日　京都文化芸会館で開催される「KDKモードショウ」で披露されます。ご期待ください！

キャリア形成学科では、今後もさまざま取り組みを通して、学生の積極的な活動を支援します。