京都光華女子大学 キャリア形成学部 キャリア形成学科 ニュース ロジカルシンキングの授業実践に関する学会発表

ニュース

学生の活動

ロジカルシンキングの授業実践に関する学会発表

本学では、1年次で全学共通のリベラルアーツ教育科目「アカデミックスキル入門」があります。
この科目で大学での学びやレポート作成の基礎的な技法を学び、多様な科目での課題に活用します。

そして、2・3年次でキャリア形成学科の専門科目「ロジカルシンキング」があります。
ロジカルシンキングは「物事を体系的に筋道立てて思考すること」であり、企業では思考・表現技法として広く使われています。専門分野について深く思考し、その内容を分かりやすく表現、可視化できるように、1年次で学んだ学びやレポート作成等の技法をさらに高めます。

2020年度はコロナ禍のため、「ロジカルシンキング」をオンデマンド型で授業運営しました。
15回分の授業は、右図の第1部で8回分、第2部で7回分の授業回で構成されました。

第1部で学んだロジカルシンキング技法を、第2部のレポート作成で明示的に活用・演習します。この授業実践について、2021年7月17日(土)に教育システム情報学会研究会で題目「ロジカルシンキングを活用したレポート作成技法の修得に向けた授業実践法」として発表しました。
発表後、2年次でもレポート作成を指導する科目が重要、とのコメントがありました。

ロジカルシンキングの修得は、読解、視聴、レポート作成、議論、プレゼンなど多方面での学習技能の向上につながります。つまり、インプット、アウトプットの両方の能力が高まります。
ロジカルシンキングを修得・活用する授業実践法について、今後も研究を深めていく予定です。