キャリア形成学科では入学時の将来の夢をそのまま実現していく先輩や、
学生生活を送る中で、さまざまな経験を通して進路変更する先輩、
目標がなかったけれど新しく見つける先輩などなど見受けられます。
講演してくださった先輩は入学時からの夢をかなえられた先輩です。



就活についても、まだ未知だと思うけれど……
とポイント絞って詳しくお話しいただきました。

たとえばエントリー。
何社エントリーしたの？業界によって面接の回数が違うの？
どんなことを話したの？内定はいつ、いくつ？
自分たちが何を知らないかも不明瞭な今だからこそ、こうした具体的な数字の情報は１年生にとって大変貴重です。
就活の中で先輩が大切にしたことも教えてくれました。
「やりたかったことをやらずに後悔したくない」
３年後、自分が勤める企業を選ぶとき、この言葉を思い出す学生がきっといると思います。
実際に感想でも印象に残った言葉として取り上げている学生がいます。

就活は自分とは遠いものだと思っていた学生も、
日々の大学生活や課外活動が就活につながっていると思ったようです。

先輩の勤め先の説明ムービーも見せていただきましたね。
企業説明会の体験もできた気持ちですね。

また、会社側の見方については初耳だったのではないでしょうか。
会社だって、学生さんのやりたいことと一致しているかしら、と慎重に見てくれているんだよと。

教科書にはない、産休・育休・保活のことも教えていただきました。
育休取得から、職場復帰、そして復帰後の勤務形態。
これまでように時間・曜日に制約なく働くことは難しい今、どのように業務が変わったのかなど、
具体的なお話を聞く機会は大変貴重でした。
感想を書き込む学生たちです。

気になる、この先のキャリアは？
今の勤務形態でできることを極めたいという先輩。
アシスタントやウェブマーケティングという新たな挑戦について熱い気持ちをお話ししてくれました。
出来たことに満足して止まらず、新しいことへ挑戦し進んで進んでいく先輩の姿、とっても素敵でしたね。
キラキラしていた、という学生もいました。
１年生の目にどのように映ったのでしょうか。
仕事に復帰されて子育てと仕事の両方頑張っておられて憧れの女性だ、という感想もありました。

最後にこんなメッセージをいただきました。
「自分を大切に！」
やりたいことをするときに「女性」ならではの悩みが出てきます。
だからこそ、後悔しない道を選んでほしい！
この講演を通して一貫した言葉は、多くの学生にも響いたようです。
やりたい事を諦めず、そして叶えた先輩が言うからこそ聴いていて心に残った、という学生もいました。
キラキラ輝く先輩の姿に、自分もなれるかな、なりたいな
こう思った学生が多いようです。



この後、グループで話し合うことで多様な考え方を共有、考えを深めていきます。
感謝を込めて、先輩へのお礼状も執筆します。

お忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございました。


(その1はこちら)