京都光華女子大学 キャリア形成学部 キャリア形成学科 ニュース 学生インタビュー(色彩検定1級に合格された学生さんに聞いてみる!)

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学生インタビュー(色彩検定1級に合格された学生さんに聞いてみる!)

キャリア形成学科ではさまざまな資格・検定をサポートしています。
今日は色彩検定1級に合格された学生さんにインタビューです!
色の知識を問われる色彩検定の2021年度志願者2302人、格率は52.7%です。
幅広い分野で生かされていく、大学生だけでなく、社会人にも人気がある資格なんですよ。
美容、ファッション分野にとどまらず、出版・広告、建築、工業、飲食系、イベント、冠婚葬祭など多くの分野でその知識を生かすことが期待されます。
4月にお話をお願いしました。忙しいにもかかわらず引き受けてくださってありがとうございます。



◎よろしくお願いします!
◎ではさっそくですが、
この資格を知ったきっかけを教えてください。

この資格を知ったきっかけは、私が1回生の時、次の授業の待ち時間に教室前で待っていると中でカラフルなカラーカードを手に勉強をしている先輩の姿を見たことです。

先輩の姿を見て
私もカラーカード欲しい!勉強したい!
と思い科目を履修しました。

◎資格を取得しようと思った理由は?

まず、3級の試験を受けようと思ったのは、せっかく授業受けたなら取っておこうかなぁと思ったからで、
1級を取得しようと思ったのも3級取れたからちょっと頑張って1級取っちゃうか!という、
お恥ずかしいですが全て私の興味本位で軽いノリが理由です(笑)

偶然見かけたカラーカードが、今に繋がっているのですね。
興味がある!と思って行動に移されたところが素敵!

◎検定の勉強はどのようにされましたか

まずは、進め方・コツについてですが、
私は授業ノートを取っていました(先生には短期決戦なので授業動画を何度も見て過去問を解けと言われた気がしましたが家でこっそりまとめてました)。

ノートにまとめたもの以外に過去問から出題されていたらそれをノートに書き足していました。そして、全問正解するまで何度も繰り返し問題を解いていました。

繰り返し解くことで定着しますし、何度も間違えてしまうところには印をつけることによって自分の苦手を可視化でき重点的に勉強できていました。

基本的に試験は教科書からの出題だと思うので過去問を繰り返し解くことと教科書にはしっかり目を通しておくことが重要かと思います。

2次試験のために特別に対策をしたわけではありません。ですが、問題の解き方、出題傾向を知る、そして慣用色名とマンセル値、色彩調和を覚えて挑みました。基礎を固めて最初に頑張っておくことが大切です。なぜなら、他の試験(1次・2次、A科目・B科目などのように別れた試験がある場合)でもいえると思うのですが、1次試験に受かれば2次試験に落ちても再度受験が可能なものが多いと思います(1次免除とか)。だから基礎は大切に思います。


◎勉強に必要なことは何か、どうすれば身につくか、自分自身で考えて実践されていたんですね!方法をひとつだけ持って、それだけし続けるのではなく、他には…と視野を広く持たれたように感じました。足りないものはきちんと足していく!大切なことですね。


次にスケジュールですが、こんな感じ ↓ ↓ ↓ 

9月末:授業開始
10月:わりとゆとりをもってとノートまとめや過去問を解く
11月:試験1週間前ぐらいに動画や過去問をやりこむ
11月14日:1次試験
12月:問題の出題傾向や解き方を知り、必要最低限の覚えることを頭に入れておく
12月3日:一次試験合否発表
12月19日:2次試験
1月21日:2次試験合否発表

◎秋には準備をはじめていたのですね。他の科目も履修しているなか、ゆったり期間とやりこみ期間をうまく分けておられる印象を受けました。

◎難しかったところ、工夫したところはありますか

難しかったところは特になかったのですが、強いて言うなら、もらった過去問では実際の色と異なるので答えを合わせるのが難しかったです。その分本番の試験では色がわかりやすく、やりやすかったです。

今回、私が受験したとき、教科書の範囲が変わる年でもあったので、今まで出題されなかった範囲が出題されていたりして、ヤマが外れたところは痛かったです(個人的にヤマ以外の範囲も絶対出るだろうと思い教科書を見ていたのでセーフでした)。

工夫したところは、ノートにまとめてとにかく過去問を解きまくる!ですかね。

私は教科書をただ眺めて重要なところにマーカーで線を引く方法よりも、自分の言葉やイラストで描くほうが「あ、あのときこう書いたよな」と思い出すことが出来るのでこの方法を実践していました。

◎ときまくるとおっしゃっているように、とにかくたくさん問題を解くことがポイントなのですね。解いた後に結果をどう受け取るかも勉強になりました。解いてお終いにしない!

インタビュー続きます