先日、八木仁平さんが書かれた『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』を購入してくださいました！

八木さんは自己理解プログラムを提供されている方で、書籍だけではなくYouTubeなどでも発信されています。

この本では、正しい自己分析の仕方や本当の自分を見つけるための方法が書かれています。

私も何度もこの本に助けられた一人なので、特に印象に残っている内容を3つご紹介しますね！

まず１つ目は【「自分を変える努力」から「自分を活かす努力」へ】についてです。

皆さんは勉強や部活動で、「苦手なことがあっても、できるまでやりなさい」と教わりませんでしたか？

例えば「テストの点数が高くないと成績表や進学先の推薦に響いてしまう」とか「結果を出さないと試合に出場できない」など、たくさん苦手なことを乗り越えてきたと思います。

しかし努力で苦手を克服できるのは20歳までだそうです。限られる時間の中で無理に苦手を克服したり、見栄や世間・家族の声に惑わされるより、自分の得意が活かされるような場所で活躍する方が仕事も楽しくなると思います。

2つ目は【「なりたいもの」を考えると実現手段が限定されてしまう】についてです。

小さい頃から、「将来の夢は？」と聞かれたこと何度もあると思います。

その時に医者や芸能人など名詞で答えていたかと思います。

実はこれが大きな落とし穴になります。

なぜなら、その職業でなくても自分の得意・やりたいことは複数あるからです。

ここで具体例を書くと長くなってしまうので、気になる方は本をご覧ください。

最後は【「将来のため」に生きるのをやめよう】についてです。

よく「将来困らないために、この資格を取っておこう」とか「将来この時のために、○○をしよう」という意識で決断・行動したり、言われたことはありませんか？

これも間違いではありません。

しかし私や知人・周りの人の実体験を分析してみると、こういった理由で何かを始めたり取り組んでいても、「楽しくない」「いずれやめてしまう」「環境や勉強が合わなくてモヤモヤする」という現実が起こります。

将来なんて誰も予測できないですし、約束もされていません。

だからこそ将来に囚われすぎず、「今しかできないこと」「今やりたいこと」をやってみてください。

長々と語ってしまいましたが、もっと勉強になるお話が書かれています。学生に限らず自己分析に悩んでいる方や本当の自分を見つけて自分らしく生きたいという方は、キャリア形成学科コモンズで預かっているので、一度この本を手に取ってご覧ください。これだけでもかなり、自己分析や自分の見方が変わりますよ！