京都光華女子大学 キャリア形成学部 キャリア形成学科 ニュース 【就活トピック】入社した会社で、「悪くはないけど何か違う」にならないために

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【就活トピック】入社した会社で、「悪くはないけど何か違う」にならないために

皆さん、就活の状況はいかがでしょうか?

今回は、入社した会社で「悪くはないけど、何か違う」を防ぐための方法をお伝えします。

これを知ることで、行き当たりばったりな選考を防げるだけではなく、自分軸で就活に臨むことができ、より納得のいく形で進められますよ。

それでは早速、本題に入っていきましょう!

結論から申しますと、「条件面と常識から入らない。自己理解をして、そこから現実的な方法を考える」です。

「いやいや、条件面も大事じゃないですか。通勤時間とか仕事内容とか…」と思ったあなた。

確かに大切です。

しかし最初から条件面や常識に当てはめると、本当の自分が分からなくなったり、本来の自分とは逸れたことをして苦しくなってしまう可能性が高くなります。

よく、「この資格を持っておけば、一生通用する」とか「この仕事を経験すれば、今後の人生に生きる」なんて言葉聞いたことありませんか?

資格を取っても、活かせる人もいれば活かせない人もいますし、ある仕事を経験して飛躍する人と逆に体調を崩してしまう人、両方存在していませんか?

お祈りメールでの記事でもお伝えしたのですが、手段や方法に価値を見出すのは自分次第ということをお伝えしました。

私の経験談で言うと、大学時代に「お金は大切だし、仕事でも活かせそう」だと思い、FPに挑戦しました。

最終的には取得できたのですが、勉強している時点から楽しいという気持ちや「こうなりたい」などの目的がなく、今では賞状と証明書だけが残っている状況です。

本当に楽しくて目的を見出せているなら、勝手に勉強しているはずです。

しかし私はそれができず、やろうと思っても我慢や根性で乗り越えていく未来しか見えませんでした。

このようにいくら役に立つと言われているものでも、活かすことができなければただの紙になるだけです。

自己理解コーチの八木仁平さんも、「自分の価値観・好きなこと・得意なことを理解して、そこから現実的な方法や必要な情報を取り入れていく」と仰っていました。

まずは自分を知ることからです。

自分の価値観ややりたいことを明確にしたうえで、自分の目標や夢がどんな方法・手段なら叶えられるのかを考えていくほうが、納得できる人生を歩むことができ、ストレスフリーな生活も実現できますよ。

 

いかがでしかたか?

今までとは違った考え方をお伝えしたので戸惑った方もいらっしゃると思います。

しかし、週5で8時間自分に合わない仕事を定年まで続けたいですか?

自分のやりたいことや好きなことに従って生きていきたいと思う方が、ほとんどだと思います。

就活の目的も「周りがしているから」や「大学を卒業する=就職」ではなく、自分の人生の目的に合わせた行動を取ってほしいと願っています。