京都光華女子大学 キャリア形成学部 キャリア形成学科 ニュース 【就活トピック】就活に自己分析は大切ですよね!ただ注意点も…。

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【就活トピック】就活に自己分析は大切ですよね!ただ注意点も…。

皆さん就活をするうえで、「自己分析は大事だよ!」と言われませんでしたか?

自己分析をすることで闇雲に行動することを避け、本当に望んでいる会社や業界へ入社するための準備ができたり、納得した上で行動できるメリットがあります。

ただ自己分析にも注意点があり、やり方だけ教わって注意点は知らないという方もいるのではないでしょうか?

そこで今日は自己分析をする上で、注意点を3つお伝えします。

早速結論からお伝えしますが、

  • 「これを書けばよく思われる」の視点になっていないか。
  • 闇雲にたくさんの質問に答えればいいわけではない。
  • セルフイメージ(=自分に抱いている自己認識。思い込み)が低い状態で、自己分析をしていないか。

です。

一つずつ解説していきますね。

まず『①「これを書けばよく思われる」の視点になっていないか。』ですが、自己分析なのに他人軸で答えていないですか?

「こんなこと書いたら、こんな風に思われそう」とか「こんなこと書いたら、どこにも就職できない」など。

こういう方は、本当の自分を否定された経験がある方に多く見られます。

なぜなら「本当の自分として生きたら迷惑がかかる・将来危うくなる」などと思わされるような言葉を言われたり、そのような経験を目の当たりにして「本当の自分ではダメなんだ」という思い込みが定着してしまったからです。

どうすれば自分軸なのか他人軸なのかがわかるかというと、「今の生活や行動にモヤモヤ・苦しい・辛いという気持ちがないかどうか」です。

本来の自分で生きたり行動していると、他人から努力していると思われていることも努力だと感じずに楽しくできるのですが、他人から言われた通りの自分像に当てはめたり、行動をしていると本来の自分とはかけ離れているので、気持ちと行動が一致せず苦しくなります。

頭で考えたことではなく、感じたことや気持ちが現実となるので、いくら頑張っても結果が出ないのはこれが原因です。

ただ自分軸でいきることの大切さを伝えても、「本当の自分として生きることが怖い」思っている方もいます。

そんな方は心奥底にトラウマやブロックが隠れているので、過去の自分に今の自分が「辛かったね。よく頑張ったよ」などと寄り添った声掛けをすることで、徐々に癒されて本来の自分へ戻ることができるようになりますよ。

自己分析は本当のあなたを導き出さないと、自己分析の意味がなくなりますし、やるだけ無駄になってしまいます。

また短所は長所の裏返しとも言うように、「長所=良い、短所=悪い」とは限らないですよね。

自分が短所だと思っていることが、他人からすると羨ましいとか「そんなところが素敵だよ」と言ってくれることもあります。

ここに気づかないと自己PRや面接でも説得力や魅力が十分に発揮できなかったり、内定をいただいて入社したとしても「何か違う」に陥りやすいです。

自己分析でしっくり来ないという場合は、他人軸になっている可能性が高いので、そうなっている方はぜひ見直してみてくださいね。

 

次に「②闇雲にたくさんの質問に答えればいいわけではない」ですが、ネットにもたくさんの質問が溢れていますよね。

しかし答えて終わりになっていませんか?

自己分析は答えることが目的なのではなく、答えた先に「自分はこういう特徴があるんだ」と気づくことです。

ありがちなので質問に答えて放置したり、答えることに満足している方がいますが、あくまでも自分を知るために色んな角度から質問をしているだけなのです。

数問の質問では中々気づきにくいので、ある程度多くの質問には答えていく必要ありますが、最終的にはそこから何が分かったのか・この気づきをどうアピールするのかというところまでもっていかなければなりません。

自己分析をするうえで誰かとやるといいよといったこと聞きませんか?

確かにその方法もありだとは思いますが、「そういう人がいないんです」という方もいると思います。

そんな方のために、一人でも取り組める自己分析ツールを紹介しますので、参考にしてみてくださいね!

それは自己理解コーチの八木仁平さんという方の、自己分析ツールです。

YouTubeでお名前を検索すると出てきますので、最新の動画をタップしたら概要欄とコメント欄に自己分析シートを受け取れるURLがはってあるので、手順に従って受け取って取り組んでみてください。

他のサイトをクリックして自己分析をするより、八木さんの自己分析シートは具体例や注意点も記載してあるので、答えが分からなくても参考にしながら進めることができます。(※他のサイトを悪く言っているわけではありません)

そのため、一人でも安心して取り組める環境が整っています。

正直こんな素晴らしいコンテンツを無料で配布していいのかと思うぐらい、使わないともったいないぐらい充実した自己分析シートになっています。

そして最後に3番目の解説をしたいところなのですが、熱く語りすぎて長くなったので、次回の投稿で詳細をお伝えしますね!