京都光華女子大学 キャリア形成学部 キャリア形成学科 ニュース 【就活トピック】学生からの相談にお答えします!

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【就活トピック】学生からの相談にお答えします!

先日コモンズに来てくれた学生が就活の準備をしていて、その時に色々就活の悩みを打ち明けてくれたのですが、そのお悩みが就活あるあるのものだったり、悩んでいる人もいるのだろうなと思って、そのお悩みと答えを皆さんにも共有しようと思います!

 

Q.周りの選考状況が気になり、選考状況や内定報告を聞くたびに、自分が遅れているのではないかと落ち込んでしまいます。

A.就活あるあるのお悩みですね…。私も周りの選考や内定状況を聞くたびに、「このままではいけない!」と自分の気持ちやどうしたいかではなく、周りに合わせることを重視しては苦しくなる現実を繰り返していたので、とっても気持ち分かります!

ですが、ここから先を読めば心が軽くなると思うので、ぜひ読んでみてくださいね!

 

結論から言うと、「他人や外側の状況で、自分が取るべき行動や準備をしていないか見直してみる」です。

もちろん、他人の影響で「そろそろ動かないといけない」と原動力やきっかけにするのは良いのですが、準備や行動するすべての基準を他人にしていると辛くなってしまいます。

就活は業界や業種・会社によって、選考状況が違います。

またSPI対策や書類選考、面接対策など、人によってどれだけ進んでいるのかも違います。

まず自分が置かれている土俵は他人と違って比べる基準や価値観がそもそも違うのに、そこを比べることや合わせること自体がナンセンスなんです。

それに選考時期や他人の状況などは、コントロールできないですよね。

しかし、自分の行動や気持ち・考え方はコントロールできます。

コントロールできないことに悩んだり、それを基準にして行動するより、矢印を自分に向けて今自分がやるべきことを考えたり、メンタルケアをした方がずっとうまくいきますよ。

しかしそうと言われても腑に落ちないという方は、ここから先に真実や背景を書いているので、ご覧ください!
スッキリした方や腑に落ちた方は今日はこれで終わりです!

 

では、先ほどの続きです。

皆さんは普段どんな基準で行動していますか?

「周りが○○しているから」と、自分ではなく外側を基準に行動している人多いのではないでしょうか?

「そうしなきゃいけないでしょ」って思った方もいると思います。

そう思うのも明確な理由があります。

一つ例を挙げるとすると、学校教育です。

日本の学校教育では行動する基準が自分ではなく、他人から言われたことに従えるかどうか、周りに合わせて行動できるかどうかで評価される環境です。

もちろんそれも大切なのですが、その結果自分の気持ちや自分のペースを押し殺しながら過ごしてきた方が大半なのではないでしょうか。

「本当はこうしたいけど、周りがこうだから…」「周りとずれたら、置いてけぼりになるかも…」など、自分の気持ちや状況より周りの環境や他人を優先しやすくなります。

そしてその経験が積み重なればなるほど、自分の気持ちを閉じ込めてしまい、知らないうちに無意識に他人軸になってしまいます。

しかもここの落とし穴が、自分だけでは気づけないことがほとんどなのです。

よく周りにいる人たちの影響で、自分自身もそうなっていくという話を聞いたことがありませんか?

例えば、お金持ちの人といると最初はそう思っていなかったとしても、次第に「私もできるかもしれない」と徐々に変わっていくとか。

つまりこれに当てはめて考えると、行動する基準が自分ではなく周りであるということは、自然とそうなるしかないということなんです。

 

ではどうしたらいいのかというと、精神的にも体力的にも辛いという方は、外側の情報を一旦遮断して自分に矢印を向け、本当はどうしたいのか問いかけてみてください。

就活の準備をしていない前進していないと思われるかもしれませんが、立ち止まることで以前より集中力や行動力が発揮できることは多々あります。

また自分に矢印が向くことで、自分が今やるべきことが明確になるので、他人の状況や行動に左右されずに、自分なりに納得のいく形で進めやすくなりますよ。

参考になった方や、この方法でやってみようと思われた方は少しずつでいいので意識してみてくださいね!