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幼稚園実践実習報告会を行いました

3週間の幼稚園実践実習を終えた学生たちが、実習報告会を行いました。今回は3グループに分かれて、一人ずつ自分自身の実習の学びについて、心に残ったことを中心にスピーチしました。

 

絵本や手遊び、ピアノ、運動会の練習、造形制作…いろいろな活動の体験を話した学生は「子どもの姿を事前によく想像して指導案をたてる大切さと、それでも予想しなかったことが起こった時に臨機応変に対応できる柔軟さの両方が必要だと思いました」と語りました。

また、「大人である自分が子どもにやってほしいことをさせるのではなくて、こどもの気づきや意欲を大切にすることが大事だと学んだ」「先生どうしのチームワークが大切だと知った」など、学んだことを具体的に述べてくれた学生もいました。

 

 「園児が自分に手を広げて走ってきてくれた」「最後に折り紙をプレゼントしてくれた」など嬉しかった出来事を次へのモチベーションにつなげて語ってくれた学生もいました。

 

 フィンガーペインティングで子どもたちと同じように絵の具まみれになっていた先生から「子どもたちが夢中になって遊ぶためには、保育者も夢中になって遊ぶことが大事!」というお話を聞いて「なるほど」と納得をしたという話は印象的でした。
 実習途中で声が出なくなってしまった時に、子どもたちに『どうして思いを伝えたらいいか』といろいろ試して、拍手をすることによって子どもたちが注目してくれて、集まった子どもたちから子どもたちへ伝えることになって、子どもたちはそのことをゲームのように楽しんでいたという話も、実習での大切な気づきでした。

 学生たちが語った実習での経験やエピソードは、どれもとても貴重な学びで、どんな教科書よりも他の学生に伝わっていったことと思います。