新型コロナの影響で、人々が集まってスポーツをすることは禁止や自粛となり、多くのスポーツ施設が閉館となり、スポーツの指導をする側と受ける側が対面して活動することができなくなっています。そのため、スポーツの指導は通信機器を活用して行われるようになりました。例えば、高校の運動部活動で、指導者がトレーニングメニューをLINEで送り、部員はそのメニューを自宅で実践して、グループLINE上で実践報告したり、スポーツジムのインストラクターがLIVEでレッスンを配信して、会員は自宅でレッスン指導を受けたりするといった活動です。

今回は、私が行ったスポーツのオンライン指導について紹介します。先日、タイの友人から、こどもが運動する動画が送られてきて、コメントを求められました。タイも現在、学校は休校で、こどもたちは自宅で勉強し、家の周辺で運動をしているようです。

動画は、小学生の姉妹が仲良くバレーボールを使って運動しているものでした。オーバーハンドパスで細かくボールタッチしながら、後ろへ前へ移動しています。撮影しているお父さんが、褒めている声も聞こえました。

私は、オンライン指導として、この動きはとても上手にできているので、駆け足や、スキップ、片足での移動もできるのではないかと、ほかのアイデアを提案しました。動画を送ってくれたタイの友人は、世界の友人からたくさんのアイデアをもらっていることでしょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　学校教育コース 内田和寿（専門：体育・スポーツ）