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教員コラム

教職・保育職の魅力とは?

21世紀は、女性が活躍する時代です。女性としての生き方や働き方を確立し、自分らしく生きてはどうでしょうか。教職・保育職は、女性にとってとても魅力のある仕事であると思います。なぜ、教育者・保育者の仕事は魅力的なのでしょうか。それは、未来を担う子どもの成長を手助けする大切な仕事だからです。子どもの成長する姿を目の当たりにすると、感動すら覚えることがあります。乳幼児ですと、一日一日その成長の跡が見えます。「這えば立て、立てば歩めの親心」とは、子どもの成長を待ち望む親の心情を表したものです。保育者も教育者も、実は同じような思いで子どもたちと接しています。乳幼児も、学齢児も日々、園生活・学校生活の中で個性豊かに、たくましく成長しています。それは、ある種の感動ドラマが繰り広げられているようであり、その劇的な瞬間に立ち会えることはとても幸せなことです。

保育者、教育者は、いつも、子どものさらなる成長のためにどうしたら良いかを考え、悩み、新しいものに挑戦し続けます。そして、その苦労が報われ、子どもたちの一回り大きく成長した姿に出くわすと、大きな感動と達成感を味わうとともに、自分自身も成長していることに気づかされます。だから、苦労があってもやめられないのです。こんなやり甲斐のある仕事は、そう多くはないと思います。

しかし、子どもの成長を手助けする重要な仕事であるからこそ、そこには大きな責任を伴い、職業上の倫理観や専門性を強く求められます。だから、皆さんは、大学で、教育・保育に関する専門的な知識や技能や実践力を深く学ぶことになるのです。大学では一般教養、専門、芸術、実践に係わる様々な授業科目が豊富に用意されています。

私たちは、4年間を通して、皆さんが安心して教育者・保育者としての専門性を学修できるよう、学び直しの機会を多く設け、皆さん一人一人に寄り添った指導しております。志の高い高校生の皆さん!全国各地から、自然環境に恵まれた、この京都光華の地に集い、教育・保育の専門家をめざしてみませんか。

                        (河野和清)

大学近くを流れる天神川の桜並木